26日未明、日立市内のコンビニエンスストアで起きた強盗事件で、日立署は28日、強盗の疑いで、同市末広町5丁目、無職、村上政浩容疑者(29)を逮捕した。

同署によると、村上容疑者は容疑を認め「金が欲しくてやった」などと供述。昨年12月20日と今月5日に同じコンビニで起きた強盗事件と、同23日のパチンコ店景品交換所の暴行・窃盗事件についても「自分がやった」と犯行を認める供述をしている。

逮捕容疑は26日午前1時50分ごろ、同市末広町2丁目の「ココストア日立末広店」に押し入り、アルバイトの男性店員(26)に包丁を突き付け「金を出せ、全部出せ」などと脅し、現金約10万円を奪った疑い。

同署によると、防犯カメラに映った男の画像などから村上容疑者が浮上した。同署の調べに対し、村上容疑者は「(コンビニ強盗は)3回とも自分がやった。奪った金はパチンコなどに使った」などと供述している。

村上容疑者の自宅とコンビニは数百ﾒｰﾄﾙの距離だった。