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【芸能・社会】ちあきなおみ 未発表曲発掘 71年録音「網走番外地」2011年2月25日 紙面から
伝説の歌姫、ちあきなおみ(63)の未発表音源が見つかった。来月2日に発売されるベストアルバム「ちあきなおみ・でらっくす〜追憶のなかの20曲〜」(税込み2800円)に収録されることが24日、分かった。 数多くのオリジナル音源の中から発掘されたのは、「網走番外地」。オリジナルは、1965年に東映で映画化された同タイトル作品の主題歌で、主演の高倉健が歌ってヒットした。 発売元の日本コロムビアによると、録音されたのは1971(昭和46)年2月17日か18日。東京・有楽町にあった大劇場「日劇」で、ちあきがワンマンショーを開いた際、ライブ盤(LPレコード)発売のために録音されたものの、事情によりレコードには収録されなかったという。 2009年に、それまで発売していた3種類のライブ盤を復刻してCD化する際のマスタリング作業中に、マスターテープの最後に「網走番外地」が残っているのが偶然見つかった。レコードには未収録だったが、クオリティーの高い音源だったため破棄されずにテープに残されていたらしい。 今回は、日本コロムビア創立100周年記念企画として、ちあきが在籍した9年間に録音した204曲と57曲のライブ音源の中からよりすぐりの20曲をセレクトした究極のベストアルバム。72(昭47)年にレコード大賞に輝いた「喝采」をはじめ、ちあきの歌手人生をともに歩んだ名物ディレクター、東元晃さんが監修した。 デビュー曲「雨に濡れた慕情」のほか「忠治子守唄」(東海林太郎)、「新宿情話」(ムーディー松島)など極め付きの名唱が収められている。「活動の節目にあたり強い存在の光を放っている作品を選択した」という東元さんが寄せた一文にも一読の価値がある。 1992年に夫の俳優郷〓治さんが肺がんのため55歳で亡くなって以来、芸能活動を休止したちあき。今なお多くのファンから復帰が望まれているが、返り咲く気配もない。今回のアルバムは、歌謡曲ファンには、せめてもの小さなプレゼントといえそうだ。 ※〓は、金へんに英 PR情報
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