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【プロ野球】

佑 桑田イズム吸収 あこがれの先輩と対面

2011年2月25日 紙面から

キャンプ地を訪れた桑田真澄氏(右)と握手をする斎藤=沖縄・名護市営球場で(武藤健一撮影)

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 斎藤が、目標に掲げている桑田氏とプロ入り後初対面。「プロのすごさを目の当たりにしても、自分の立ち位置を見失わないように」とエールを送られた。

 この日は、キャンプ最後のブルペン入り。「多めに投げます」という公約通り、最多の107球を投げた。スライダー、フォークなど全変化球を投げ、クイックではチームの目標数字「1.25秒」を大きく切る1.20秒もマーク。そんな充実の投球を見守ったのが桑田氏だった。

 ともに、高校時代にエースとして夏の甲子園を制覇。プロでも同じ背番号18を付けることになった。共通点の多い斎藤への特別な思いを桑田氏は口にした。「僕たちという言い方をしていいと思うんだけど、小さい人が大きい打者に投げるには、体全体を使うしかない」。175センチの体をいっぱいに使ったフォームで一時代を築いた桑田氏。176センチの斎藤に、一番大事なのは体重移動だと説いた。

 「大きい人は小手先でもボールが行く。小さい人の持っているエネルギーは体重。(斎藤も)だいぶ体重移動ができるようになってきたと思うが、まだ完璧ではない」とアドバイス。斎藤も「(体重移動は)自分の課題。体に合わせたものを探していければ」と桑田イズムを吸収。「プロに入ってあらためて桑田さんのすごさを感じたし、桑田さんみたいな投手を目指したい」と“小さな大投手”の先輩に心酔していた。 (臼杵秀之)

 

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