ゲレンデ情報 2010-11
毎日更新!積雪や天気をチェック
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】異次元ダル 154キロ圧巻仕上がり2011年2月25日 紙面から
何だ、かんだ言っても日本ハムの主役はやはりこの男か。ダルビッシュがMAX154キロの速球を軸に、サムスン打線を3イニングパーフェクト封じ。すでに開幕投手を告げられている右腕が圧巻の仕上がりを見せた。 一球一球に「うっ」とうめく声がネット裏まで聞こえた。先頭打者をスライダーで空振り三振に仕留めると、いきなりエンジン全開。続く2番打者を遊ゴロに仕留めた直球が、サムスンのスピードガンで154キロを計測した。三振3、内野ゴロ5に三邪飛と全く危なげない内容。剛球に引っ張られた日本ハム投手陣は、その後も1安打も許さず、無安打無得点で締めた。 余裕のエースは「真っすぐも変化球も全部良かった」と涼しい顔。「まだ投げたい球はあるけどきょうのストレートがあればカーブ、スライダー、チェンジアップで十分かな」と胸を張った。完敗となったサムスンの落合英二投手コーチ(元中日)は「いいピッチャーに投げてもらって感謝している。ダルビッシュは手本にしているので生で見ることができてよかった。ウチは調整段階ではない。仕上がりが早いのにこれではレベルの差を感じます」とお手上げの内容だった。 梨田監督も「試合中に大野が、(すごすぎて)やばいっすよと言っていた。今までと違う迫力があった」と、四球だけの準パーフェクト試合を引き出したダルビッシュの快投にご満悦。3・25、本拠地の開幕・西武戦に向けて、エースに死角はない。 (後藤慎一) ▽オリックス・依田スコアラー(ダルビッシュに)「出来過ぎなぐらい。直球がすごかった。ここから公式戦に向け調子を上げてきたら対策の立てようがない」 PR情報
おすすめサイトads by adingo
|