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【プロ野球】

沢村「内角エグる」 きょうハンファ戦登板

2011年2月24日 紙面から

宿舎近くをジョギングする沢村。壁面に描かれたイルカの姿に心も和む=那覇市で(井上学撮影)

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 巨人のドラフト1位ルーキー・沢村拓一投手(22)=中大=が23日、初の対外試合となる24日の韓国・ハンファ(那覇)との練習試合で、強気の力勝負をすると宣言。「外角一辺倒では打たれる。内角に行きます!」と意気込んだ。

 ハンファ戦は中継ぎで2〜3イニング投げる予定。「阿部さん(のリード)にお任せしますが、真っすぐが多めになると思います。直球と変化球の割合は7対3ぐらい。内角をエグりたいですね」と目を光らせた。

 狙いは2つ。直球の威力を確かめるとともに、従来より低反発とされる新統一球の飛び具合も確かめたいのだ。パワー型が主流の韓国野球だが、沢村も「WBCを見ていても韓国の選手はパワーがある。でも、僕もパワーはありますよ」と負けてはいない。小細工なしの真っ向勝負を挑んでこそ、統一球の効果も分かる。

 プロ初実戦だった15日の紅白戦後は寝違えと疲労蓄積でペースダウン。4日連続でブルペン入りを回避したが、19日に沖縄入りしてからは「暖かいので体も動く」と体調も右肩上がり。仕切り直しとなる一戦へ向けた準備は整ってきた。

 休日だったこの日は昼すぎから宿舎周辺を約40分ジョギング。補強運動も含めると約1時間半の運動で最終調整した。キャンプを行う那覇での登板は1試合のみ。「結果も求めたいけど、内容も求めていきます」。剛腕で島人(しまんちゅ)を沸かせる。 (井上学)

 

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