2011年2月5日 18時37分 更新:2月5日 23時12分
九州新幹線の全線開業(3月12日)を前に、新大阪-鹿児島中央間を直通運転する「さくら」「みずほ」に使う新型車両の試乗会が5日、新大阪-岡山間であった。JR西日本によると、4回ある試乗会(定員計800人)には14万4710人が応募。倍率は約181倍に上った。
新型車両はN700系がベース。普通車指定席でも左右の座席が2列ずつで、手すりやテーブルに木材を使って和の雰囲気を演出している。長女さくらちゃん(3)、次女みずほちゃん(2)らと乗った京都府福知山市のピアノ講師、越智久美さん(38)は「子どもの名前が偶然新幹線と一緒だったので申し込んだ。ゆったりして快適。開業後は鹿児島まで乗ってみたい」と話していた。【牧野宏美】