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CSKを住商情報システムが吸収合併、新会社「SCSK」に

ITmedia News 2月24日(木)16時29分配信

 住友商事は2月24日、CSKを株式公開買い付け(TOB)で子会社化し、住商情報システム(SCS)が吸収合併して新会社「SCSK」を10月1日付けで設立すると発表した。

 CSKは不動産証券化ビジネスの失敗などで経営不振に陥り、本業の情報サービス事業に集中して経営再建を目指していた。2009年9月にSCSと業務・資本提携に向けて基本合意し、その後の協議で両社の合併が最善と判断した。

 TOBは住商とSCSが3月10日から4月11日にかけて実施。CSK筆頭株主で36.48%を保有する投資会社がTOBに応じる予定で、両社合計で64.12%を取得、CSKは住商が子会社化する見通し。TOBの買い付け価格は1株当たり203円。CSK(東証1部)の24日終値は前日比50円高の393円だった。CSKは9月28日付けで上場廃止となる見通し。

 TOB成立後、SCSを存続会社、CSKを消滅会社として10月1日付けで両社が合併する。合併後の新会社「SCSK」の代表取締役社長には、SCSの中井戸信英会長兼社長が就任。CSKの中西毅社長は代表取締役副社長に就く。

 CSKは故・大川功氏が1968年に「コンピューターサービス株式会社」として設立。1987年に社名の頭文字を取った「CSK」に社名変更した。セガ・エンタープライゼス(当時)の経営にも関わり、大川氏は2001年、セガが「ドリームキャスト」から撤退した際、個人所有のセガ株式約850億円分をセガに寄贈した。【ITmedia】

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最終更新:2月24日(木)17時42分

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