2011年02月16日

進化論は真っ赤な嘘?!

日本ではダーウィンの思いついた「進化論」が絶対的な科学的真理としてまかり通っています。 

実は、「進化論は証拠がないので証明できない」と主張する科学者が世界中に激増しているのです。 

最近では、日本のノーベル物理学賞受賞者・素粒子研究の世界的権威の益川敏英氏(京大名誉教授)やノーベル生理・医学賞受賞候補者・iPS細胞研究の世界的権威の山中伸弥氏(京大教授)がいます。

「『ヒトは猿から進化したのか、それとも神が造ったのか』と聞かれれば、日本人はなんとなく『猿から進化』という方を信じるが、それはなんの根拠もない」と、二人の対談で語っています。

かつては、「棲み分け理論」で世界的に有名な進化論学者であった文化勲章受章者・今西錦司氏(京大名誉教授)は、研究すればするほど進化論の矛盾に気づいて研究を断念して、自ら「科学者廃業宣言」を新聞に発表しました。 「進化論は学問にあらず」と言いたかったのでしょう。 良心的な科学者であっただけに、間違った学問を教えてきた者としての責任を取ったものと思われます。

(アメリカではハーバード大学の教授を含むトップクラスの進化論学者たちが、次々に進化論の研究をやめて、他の学問に転向しています。 こんなことは学問の世界ではあまりないことです)。

遺伝子工学の世界的権威の村上和雄氏(筑波大名誉教授)も、真っ向から進化論を否定する一人です。 一つの遺伝子に組み込まれている膨大な量の情報を研究しているうちに、「進化論はありえない」という結論に到達しました。 神と言いうるような「サムシング・グレイトの存在」(なにか超偉大な知性の存在)により創造されたことを認めなければ、遺伝子の説明は不可能であるというわけです。

人間は「科学的真理」だと言われるといとも簡単に信じてしまいます。 「科学」とは、人の思いつきや単なる仮説を、外部的な証拠やデータによって、恒久的な法則や普遍的な真理にしようとする学問です。

しかし、いくら証拠を集め、どんなにたくさんのデータをもって理屈をつけ、理論を構築してみても、初めの思いつきや仮説が間違っていれば、その思いつきや仮説は永遠に間違いなのです。 まさに、「進化論」もその一つです。

ダーウィン自身が、臨終を前にしてキリストへの信仰が回復した時に、「私の唱えた進化論は、子どもだましの思いつきにすぎなかった」というような趣旨の告白して、その間違いを認めたと言われています。

「一匹のアメーバのような単細胞生物がこの地球上に突然生まれて、何億年か何十億年の間に突然変異を繰り返して進化を続け、人間になったのだ」。 こう思いつたダーウィンは、証拠を集めているうちにそれらしき理屈が成り立ってきました。

それは絵を描いて説明できるため、一般の人々には非常にわかりやすく、あっという間に「科学的真理」として世界中に受け入れられてしまいました。 後世の進化論者たちは、これでもかこれでもかと証拠を集めて、理論付けをしてきたのです。

最近になって、「進化論」にはさまざまな無理、矛盾、捏造が発見され、今やこれは「真っ赤な嘘だ」として世界中から葬り去られようとしています。

突然変異の起きる確率論、化石の年代測定法、地層学、地球物理学、海洋学、天文学、生物学、生物化学、遺伝子工学、骨相学、その他のあらゆる学問分野において、「進化論にはそれを裏付ける証拠がない」として退けられているのです。 

ダーウィンの「種の起源」発表後150年以上も経つのに、決定的な証拠が何一つ発見されないのでは、「進化論」は果して学問と言えるのでしょうか。

逆に、旧約聖書(創世記)に書かれているように、人間を含めたあらゆる生物や無生物は、それぞれ初めから全知全能の神がデザインして創造したものであるという科学としての研究(創造科学)が発展しつつあります。

ダーウィンの「進化論」に対して、これを聖書の「創造論」と言います。 私はぜひとも、この「創造論」を日本に普及していきたいと思っている者の一人です。

刑事事件によくあることですが、ある程度の証拠に基づいて「犯人」として疑われたら最後、警察、マスコミ等が、よってたかって「真犯人」に仕立て上げてしまいます。

こんな証拠もある、あんな証言もあると、次々に新しい証拠や証言を集めてつなぎ合わせると、ゆるぎない「真犯人」ができあがってしまうのです。

裁判官も人間ですから、たくさんの証拠や証言によって判断して、「有罪判決」を出してしまうことがあります。

しかし、本人が本当に無実なら、どんな証拠や証言を並べ立てても、たとえ最高裁の有罪判決が確定しても、「無実」という真理は絶対に変わることはないのです。

科学の分野では、「科学的真理」なるものが、毎日のように作り出されていますが、「虚偽」はいくら理屈を付けても虚偽です。 その典型的な例が、「進化論」なのです。

「進化論」の根底は、「無神論」です。

なんだかよくわからないが、生命は突然発生したのだ。「弱肉強食」の歴史をたどって、強い種類が生き残ってきた。 「強いものが弱いものを犠牲にして生きる。 これが人生だ。 死んだらどうなるかは何もわからない」。

「進化論」の価値観には、生きる意味はなく、生きる希望もありません。

「創造論」の価値観には、いつか説明しますが、「人々がお互いに愛し合って生きる」というすばらしい意味と、「神とともに永遠に生きていける」というとてつもない希望があります。

「進化論」を絶対的真理として教え込まれている日本人に「生きる意味」と「生きる希望」がないのは、当然のことなのです。

「創造論」を信じるならば、「生きるすばらしい意味」と「生きるとてつもない希望」を持つことができるのです。


参考 ・・・ 「大発見の思考法 iPS細胞vs素粒子」 (山中伸弥・益川敏英対談) 文春新書

    ・・・  今週末にアメリカで創造論の映画がロードショー公開されます。

        ["The Genesis Code"]
        http://www.youtube.com/watch?v=hBeXZZGClpc&feature=player_embedded

    ・・・ VIP明治大学の案内 

「科学の本質と信仰」
   
科学はキリスト教思想を母体として生まれました. 決して信仰と対立するものではありません.

これを科学の歴史から学び,科学の本質を明らかにします.

生物進化論および宇宙進化論(ビッグバン理論)の最近の動向と実体を紹介して,「聖書の創造論と進化論」の問題を実証を重んじる科学者の立場から論じ,ご一緒に考えましょう.
 
講師 阿部正紀氏 (東京工業大学 名誉教授)

東工大物理学科卒,東工大博士課程電子工学専攻終了(工学博士), 東工大大学院電子物理工学専攻教授を経て,現在,東京工業大学名誉教授, 東京工業大学非常勤研究員,東工大発ベンチャー㈱フォスメガ副社長.

著書:『基礎電子物性工学・量子力学の基本と応用』(コロナ社),『電子物性概論-量子の基礎』(培風館),『はじめて学ぶ量子化学』(培風館)など.

日 時  2月17日(木),3月17日(木)

18:00-20:00 (講演と質問)
20:00-21:30 (第2部食事 自由討論)

会 場  お茶の水OCCビル 416号室
           
会 費  無料
 



Posted by アブラハムささき at 22:57│Comments(7)TrackBack(0)

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http://ixsasaki.ti-da.net/t3266338
この記事へのコメント
ついに 登場ですね

創造論 V/S 進化論
まだ、猿が人間に なったとか言っている人が いるのですか?
ある意味 進化論を信じている人は 幸せな 頭の構造の持ち主でしょうね。
そんな事だから 世の中だんだんおかしくなっていくのです。
私の死んだばあちゃん 猿だったんだよ。今も父さんにはしっぽがあるんだ。いつもキーキー言ってるらしい・・・
こんな話があれば日本の報道番組が特番組んで行くでしょうね。

以前 ヨーロッパの方でしたか、テレビで見たのですが、進化論を信じて、人間が集まって 動物園の中の猿山で生活をしてました。もちろん素っ裸です。
いわゆる進化論ごっこでもやっていたのでしょう。
若い人たちばかりでしたので、テレビを見て、思いました。
そんな馬鹿げたことをしなくて働けばいいのに・・・
それでわかりました。仕事がない人や、今の人生が嫌で、猿にでもなりたい。と思っているに違いない。そう思いました。
結局 その 変な猿もどき軍団は寒かったのか恥ずかしかったのか、そそくさに家路に帰って行ったようです。

創造論は ゆっくり勉強するとしても、進化論がまだ、まかり通っている、ヨーロッパのある国とか、日本にしても、科学がこれだけ発達してきた時代に、わざわざ自分に嘘を言い聞かせて進化論を正当化することがナンセンスだと思います。

みんな苦しい時や悩んでいるとき、そして受験の時、それをお願いに祖先である猿山にでも祈願に行っているのですかね・・・
キリスト教と考えなくても、みんな 神社に祈願に行っていますよね・
それはすでに 進化論とは別の行動をとっていると思います。 オバマ
Posted by Paul Obama at 2011年02月17日 02:32
ささき先生


オバマさんもコメントしていますが、
進化論は真っ赤な嘘?!
ついに来ましたね!!!


また、法律家の側面からも検証されているのが新鮮でした。


私がインターネット上で伝道をする中で、この進化論や天皇制の話題に触れると大変な炎上します。それだけ、不動の地位にあるテーマですが、あえて万人の目に映るインターネット上でこのことを論じるささき先生に敬意を表したいです。


今日もありがとうございます。


かんの
Posted by 出前牧師カンちゃん at 2011年02月17日 15:07
はじめまして。わたくしは進化論を普通に「自然科学の一分野」として支持している(Paul Obama様がおっしゃるところの)「幸せな頭の構造の持ち主」の一人なのですが、益川敏英氏や山中伸弥氏が「進化論は真っ赤な嘘だ」と発言なさっているとは寡聞にして知りませんでした。(ささき様の文章を素直に読む限りそう読んでよろしいのですよね?)あるいは、そこまで強い発言にでないにせよ、益川、山中両氏が進化論に否定的な発言をしているのならば、ぜひ後学のために元発言にあたってみたく思いますので、出典をご教示くださいましたら幸甚に存じます。
甚だぶしつけなお願いとは存じますが、どうかよろしくお願い申し上げます。
Posted by ちょちょんまげ at 2011年02月22日 10:23
ちょちょんまげさま

ご質問ありがとうございます。 時間がないため、コメントやご質問等につては、原則としてお答えしていません。 今回は特別に回答いたします。 ブログ文中に引用していますように、山中・益川両教授の対談において「人間が猿から進化した証拠はなにもない」と発言していますが、「進化論は真っ赤な嘘だ」という表現をしているわけではありません。 これは、私の感情を込めた表現です。 しかし、両者は実質的に同じだと理解しています。 出典は、ブログの参考として記しています、両教授の対談「大発見の思考法」(文春新書)です。 これは重大問題ですので、ぜひ真実を確かめられることをお勧めします。
Posted by アブラハムささき at 2011年02月23日 21:56
私は「進化論と創造論は矛盾しない」という立場ですが、「人間が猿から進化した証拠は無い」と「進化論は真っ赤な嘘」とは同じ意味ではありませんよ。 科学は証拠が無いものを「嘘」だなどと断定してしまう学問ではありません。それは科学的な姿勢ではありません。証拠が無いものは「証拠が無いので証明できない」という事実を伝えるにとどめるのが科学的な態度です。つまりアブラハムささきさんは両教授の科学的姿勢を自分の都合の良いように拡大解釈しているだけです。
Posted by 拡大解釈はいけません at 2011年02月24日 11:12
「拡大解釈はいけません」さま

適切なコメントありがとうございました。

「進化論は真っ赤な嘘」という表現は、科学者ではない一市民としての私個人の確信の表明です。「進化論は、学問として、また科学として、あまりにもひどいじゃないですか!」という嘆きと怒りを込めた表現です。

その根拠については、断続的にブログに掲載していく予定です。

しかし、ご指摘のように、益川教授その他の科学者が「進化論は真っ赤な嘘だ」という発言をしていると誤解されかねない記述になっていたことを反省いたします。一部修正させていただきました。
Posted by アブラハムささき at 2011年02月24日 12:54
>「進化論」を絶対的真理として教え込まれている日本人に「生きる意味」と「生きる希望」がないのは、当然のことなのです。

こんなことを言っている人間はクズだと思いますね。
もし神がいなかったらあなたは親も友人も愛することもなく、地球の裏側にいる人が災難にあったときに同情もしないのでしょうか?
私は神がいなくても親や友人を愛し、ニュースで不幸を知れば心を痛めます。

なんといっても世界の歴史でもっとも人間を殺したのはキリスト教徒だということは否定しようのない事実です。「互いに愛しあう」なんてキリスト教徒の欺瞞を聞くと反吐が出ます。
神に盲従し、自分の信念で善悪を考えない人間は「神が許した」と信じればどれほど残酷なことでも非人道的なこともできるのです。

このブログや反進化論サイトを読むと証拠の捏造や無知などにより誤った進化論批判に溢れています。
正しい批判を行う能力に欠けているのです。
Posted by とんこつ at 2011年02月24日 14:14