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【格闘技】

亀田兄弟 佑と密会約束

2011年2月23日 紙面から

日本ハムのキャンプ地を訪れ、梨田監督(左)と握手をする亀田大毅(中)と亀田興毅=沖縄・名護市営球場で

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 亀田兄弟、佑ちゃんと“密会約束” 沖縄で合宿中のボクシングの亀田一家の長男でWBA世界バンタム級王者・亀田興毅(24)と次男の前WBA世界フライ級王者の亀田大毅(22)が沖縄・名護の日本ハムキャンプを訪問。注目の斎藤佑樹投手とはニアミスに終わったが、後日の“密会約束”をゲットした。

 亀田兄弟が日本ハムキャンプを訪れたのは、昼すぎ。ネット裏ブースで休憩中の梨田監督と、しばし歓談。そこで、梨田監督から「亀田兄弟が来ると聞いて、佑ちゃんも会いたがってたよ。今、筋トレ室にいるみたいよ。行くか?」と思わぬ誘いがかかった。

 しかし、ここで、興毅は思慮深い対応。「いえ、今日はやめときましょう」と自粛の申し出。今、佑ちゃんは取材攻勢の渦中にある。もし、亀田が大勢の報道陣を引き連れて、斎藤との接触を試みれば混乱は必至。それを、危惧しての判断。「会うタイミングはあった。でも、また、後日、どっかで会えば? という話に落ち着いた」と興毅。結局、一時間ほど滞在後、亀田兄弟は風のようにキャンプ地を後にした。

 亀田兄弟は佑ちゃんにある種のシンパシーを感じている。ボクシング一家としてもてはやされたかと思ったら、07年10月の王者・内藤大助との世界戦で大毅が反則行為に出た後は、一家そろってヒールとして大バッシングを受けた。酸いも甘いもかみ分けて大人になった興毅は「佑ちゃん報道もエスカレートしてるとは思うけど、記者も書くことが仕事。でも、オレも24歳でそれなりの経験がある。マスコミ対策に関しては45歳ぐらいの経験はあるからな。ムフフ」と含み笑い。

 密会が果たされた暁には、亀田家直伝の“マスコミ操縦法”が、斎藤に伝授されることになるかもしれない。 (竹下陽二)

 

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