ビル倒壊現場から複数の遺体
K10042653211_1102241237_1102241246
NHKニューストップへ
※ すべての機能を利用するには、JavaScriptを有効にしてください。

ビル倒壊現場から複数の遺体

2月24日 12時21分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

22日にニュージーランド南部で発生した地震で、地元の警察は、研修中の日本人の生徒らが取り残されている可能性があるビルの倒壊現場から24日になって複数の遺体が見つかったと発表しました。

22日にニュージーランド南部で発生した地震では、これまでに76人の死亡が確認され、238人の行方が分からなくなっています。地元のクライストチャーチの警察は、24日、被害状況などについて記者会見し、研修中の日本人が取り残されている可能性がある倒壊したビルの現場から複数の遺体が見つかったと発表しましたが、遺体の人数や国籍など詳しいことはまだ明らかにされていません。また、このビルの中には今も最大で120人の人が閉じ込められている可能性があるとしています。このビルの倒壊現場では、日本の国際緊急援助隊が現地時間の午前11時(日本時間の午前7時)から救助活動を行っているほか、被災地にはオーストラリアやシンガポールなどの救助隊も入って活動を始めています。地震発生からすでに50時間以上がたちましたが、被災地では、地震発生のあともマグニチュード4を超える規模の余震が30回以上起き、倒壊が懸念される建物もあり、厳しい救助活動が続いています。