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2011年2月23日(水) 19:20 |
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岡山県関係14人の無事確認
これまで岡山県関係では、クライストチャーチに滞在していた天満屋女子陸上部の3人を含む14人の無事が確認されています。 またクライストチャーチ市と姉妹都市縁組を結んでいる倉敷市は、23日から募金活動を始めました。
滞在が確認されている14人のうち、金光学園では高校に在籍していた15歳・16歳の女子生徒と、OBで去年大学を卒業した男性の3人が、留学斡旋会社を通じて自主的にクライストチャーチに語学留学していました。 22日夜、高校が家族に安否を確認したところ3人とも無事だということです。 また阪急交通社の旅行ツアーに参加していた岡山県内の50代〜60代の男女8人が、地震発生当時現地にいましたが全員無事だということです。 一方、クライストチャーチで行われていた日本陸連の合宿に天満屋女子陸上部から中村選手、浦田選手、重友選手の3人が参加していましたが、天満屋は3人の無事を確認しています。 3人は24日クライストチャーチを発ち、25日帰国する予定です。 クライストチャーチ市と姉妹都市の倉敷市は、現地との交流も多く情報収集に追われていました。 3年前から国際課の非常勤職員として働いているジェームス・ベンソンさんは、クライストチャーチ出身です。 これまで現地にいる両親らの無事は、兄弟を通じて確認できたものの、まだ直接電話やメールで連絡が取れない状態だといいます。 倉敷市は、23日から市役所と支所10ヵ所に募金箱を設置し、市民に募金を通じての被災者支援を呼びかけています。 また倉敷市障害者国際交流協会は、来月障害者ら5人を親善大使として現地に派遣する予定でしたが、23日午後、現地から「来月の実施は適切ではない」と連絡があり、派遣の中止を決めました。 交流協会は、現地への物資の支援などを検討しています。
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