2011年2月3日 11時41分 更新:2月3日 12時18分
大雪で集落が孤立するなどの恐れがあるとして、新潟県から災害派遣要請を受けた陸上自衛隊は3日、第12旅団高田駐屯地(新潟県上越市)などの部隊約130人を同県魚沼市に派遣し、国道脇の斜面の雪崩防止や小中学校の雪下ろしなどの除雪作業を始めた。同県が大雪で災害派遣要請したのは5年ぶり。
1月31日に今冬最大の積雪409センチを記録した同市入広瀬では、今月2日から気温が上昇したため雪崩が数カ所で発生。隊員40人は午前7時から同地区の国道252号沿いで雪崩を防ぐための雪堤造りをした。また84人は幼稚園や小中学校、市役所庁舎の屋根の除雪作業にあたった。【岡田英】