新燃岳噴火:9回目の爆発…「空振」を観測

2011年2月3日 10時56分 更新:2月3日 11時47分

 宮崎、鹿児島県境の霧島山系・新燃岳(しんもえだけ、1421メートル)で3日午前8時9分、爆発的噴火(爆発)があり、爆発による空気の振動「空振」を観測した。爆発は、噴火活動が活発化した1月26日以降9回目で、2月に入って計6回と頻発している。

 鹿児島地方気象台によると、噴煙は火口上空1500メートルまで上がり東に流れた。火口の南西約3キロにある鹿児島県霧島市湯之野の空振計で26パスカルを観測。建物などの被害報告はなかった。同気象台は「2日の爆発に比べると規模は小さかったが、今後も爆発が連続する可能性がある」として空振や噴石、降灰に注意を呼びかけた。【村尾哲、福岡静哉】

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