天気:東京都心で初雪観測 年末年始は風雪強まる恐れ

2010年12月30日 18時39分 更新:12月30日 22時57分

実況天気図30日15時
実況天気図30日15時

 冬型の気圧配置が強まった影響で30日夜、東京都心で初雪を観測した。気象庁によると平年より3日早く、昨年より13日早かった。31日も東京の予想最低気温は2度とこの冬一番の冷え込みとなるほか、北日本を中心に風雪が強まる恐れがあり、気象庁は警戒を呼びかけている。

 気象庁によると、東京の初雪は30日午後8時35分ごろから同9時ごろまで大手町で観測、その後も断続的に降った。最も早い初雪は1900年11月17日、最も遅いのは2007年3月16日で、今回は過去5年間ではもっとも早い。

 また、31日午後6時まで24時間の予想降雪量は▽東北地方100センチ▽北陸地方60センチ▽関東甲信地方20センチ。予想される最大風速は北日本の陸上で20メートル、海上で25メートル。東日本の陸上で16メートル、海上20メートル。北日本では波の高さが9メートルを超えるところもある。

 1月1日以降も強い冬型の気圧配置が続くため、東日本では平年より寒い日が続く見通しで、北日本の日本海側を中心に降雪量はさらに増える見込み。【堀智行】

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