韓国:仁川空港-ソウル間、最速43分…鉄道の運行開始

2010年12月29日 21時10分 更新:12月29日 21時14分

 【ソウル西脇真一】韓国の空の玄関口である仁川(インチョン)空港とソウル駅間(約58キロ)を結ぶ鉄道が29日、全区間で運行を開始した。所要時間43分の直行列車は30分間隔で、同53分の各駅停車は6分間隔で運行される。ソウル駅までなら渋滞の影響を受けるバスやタクシーより早い。

 政府は釜山などを結んでいる高速鉄道KTXの乗り入れも計画し、国際ハブ空港としてのさらなる機能強化を目指す。

 仁川国際空港鉄道は07年に同空港とソウル近郊の金浦空港間(37.6キロ)が開通。第2期として、金浦空港とソウル駅間(20.4キロ)が開通し、この日から全線で営業運転を開始した。

 直行列車の運賃は1万3300ウォン(約956円)、各駅停車は3700ウォン(約266円)。出国する際はソウル駅で荷物を預けることができる。

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