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英「パンダ借り受けは動物からの搾取」に、中国が反論

サーチナ 2月12日(土)10時52分配信

 中国野生動物保護協会とイギリスのスコットランド・ロイヤル動物学会は2011年初め、ロンドンでパンダ保護研究協力の取り決めに署名し、11年秋から中国のパンダ「ティエンティエン(甜甜)」と「ヤングアン(陽光)」がスコットランドのエジンバラ動物園に貸与されることになった。2頭のパンダは、17年ぶりにイギリスに定住する中国のつがいのパンダとなる。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

 しかし、イギリスのある動物保護組織の担当者はマスコミに対し、「イギリスが中国からパンダを借り受けることは、動物からの搾取(搾取)と大した違いはない」との考えを示した。一部のイギリスメディアも、「パンダに笹を与えるのに、毎年7万ポンド(約936万円)の費用がかかる。その費用は政府が負担するため、パンダ借り受けはイギリスの納税者のお金を無駄にすることになる」と指摘した。

 それに対し、在イギリス中国大使館の報道官は英BBCに寄稿し、環境保護組織の担当者の発言は事実と異なるうえ、適切でないとし、「パンダがエジンバラ動物園に定住することは両国国民の友好を意味し、パンダの野外生存能力を高めることもできる」と説明した。

 エジンバラ動物園は、2頭のパンダの借り受けにおいて、納税者は負担する必要がないことを明確にしている。動物園はスポンサーを見つけることができるほか、スコットランドの気候はパンダが生息する中国西南部の自然環境と類似しているため、パンダの繁殖にも有利だという。(編集担当:米原裕子)

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最終更新:2月12日(土)10時52分

サーチナ

 

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