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<和歌山>釣り船が転覆 船長死亡 |
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(2/23 01:20)  |
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けさ、和歌山県串本町の沖合いで、7人が乗る釣り船が転覆し船長が死亡、4人が病院で手当を受けました。当時、付近の海では、最大で3メートル近い波が観測されていました。
午前6時40分頃、和歌山県串本町沖でおよそ5トンの釣り船が転覆し、釣り客ら7人が海に投げ出されました。この事故で船長の瀬戸定之丞さんが死亡。4人が病院に搬送され手当てを受けました。船の助手は、「塩を飲んで、死ぬ思いだった」と話しました。現場はこの時期磯釣りの客が訪れる人気のスポット。この道、50年近くの経験を持つ船長に何があったのでしょうか。船は当初、釣り客ら11人を乗せて、午前6時半、串本町の安指漁港を出航。南西500メートル離れた横島で4人を降ろした後、「スズ島」に接岸しようとした際、高波を受けて転覆したとみられます。船の助手は、「船が波に押されて、前の磯に当たってひっくり返った」「普段と変わらなかったけど1発すごい波がきた」と話しました。和歌山県南部の沿岸では、波浪注意報が出ていたが、助手の男性は普段と変わらない様子だったと話しています。しかし地元の漁師は、「(Q.きょうは波がある?)ありますね。うねりが高い。磯波がきつい」と話しました。一瞬で釣り船を丸呑みした巨大な波はなぜ起きたのでしょうか?気象予報士は、「高気圧で太平洋側で波が遠くから流れてきて、和歌山県沖でうねりがおきる。さらに1000回に1回の確率でうねりが2倍にもなることがある。6時半頃、3メートル近い波になった」と分析しています。海上保安部は、乗客らから事情を聞き、転覆の詳しい状況を調べています。
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