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2011年2月22日(火) 19:35 |
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岡山県が倉敷市の精神科病院を処分
適正な医療提供が行われていないとして改善命令を出されていたにも関わらず、いまだ改善されていないとして、岡山県は倉敷市の精神科病院に新規入院患者の受け入れを停止する処分を出しました。
岡山県が処分を行ったのは、倉敷市の倉敷森下病院です。 岡山県は去年7月、病院が適正な医療の提供を行っていないなどとして改善命令を出していました。 しかしその後、県が改善状況を確認した結果、カルテに何ヶ月にも渡って同じ内容が記載されている、患者からの預かり金を記載した台帳と実際の額とが200万円食い違う・・・など、改善がなされていない事項がありました。 岡山県は「適正な医療の提供が行われておらず、人権擁護の観点からも極めて不適切」として、倉敷森下病院に対して3月1日から8月31日まで新規入院患者の受け入れを停止とする処分を出しました。 倉敷森下病院は、去年の改善命令に対して「医師不足で改善が困難」と報告していましたが、22日の処分に対しては「病院長がいないためコメントできない」と話しています。
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