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【芸能・社会】

妊娠ショック 掘北 51歳母の告白

2011年2月23日 紙面から

 女優堀北真希(22)主演のTBS系連続ドラマ「生まれる。」(毎週金曜午後10時)が4月から放送されることが22日、分かった。母親の高齢出産に直面した家族の葛藤などを通じて“命の尊さ”や“人のきずな”を問いかけるリアルなヒューマンストーリー。共演は関ジャニ∞の大倉忠義(25)、ジャニーズJr.の中島健人(16)、俳優の大杉漣(59)、女優の酒井若菜(30)、戸田恵子(53)、田中美佐子(51)ら。

 堀北が演じるのは林田家の長女・愛美。51歳の母親・愛子(田中)から妊娠の事実を告げられ、当初は到底受け入れられない悩みを抱えながらも、さまざまな問題を乗り越えて成長していく。

 役作りについて「高齢出産のリスク等も知り、快く応援するわけにはいかない葛藤を、みている方に共感してもらいながら物語が進んでいくように心がけたい」と話す堀北。「自分もお母さんから生まれてきて誰かのお母さんになったりする。この世に無関係の人はいない命がテーマのドラマ。たくさんの人の心に響くよう頑張りたいです」と意気込みをみせる。

 波乱の運命を背負う林田家の長男・太一役の大倉は「太一くんは自分と同世代ですが、自分とは全然ちがう境遇にいます。命についてよく考えますが、答えの出ない難しい問題に感じます。25年しか生きてませんが、自分なりに生きるということを勉強しながら表現したい」と話す。

 田中は私生活でも2002年に43歳で高齢出産。今回の母親役に「経験を生かした役作りができたらと思います」とコメントしている。

 同局の鈴木早苗プロデューサーは「無縁社会や孤独死、自殺などの話題がクローズアップされ、人と人とのかかわりがどんどん薄れつつある今だからこそ、この世に存在することの奇跡、命の大切さを描くドラマを作りたかった。説教臭くならないよう工夫しながら女性目線の作品にしたい」と説明している。

◆高齢出産みっちり描く

 今年1月6日に50歳で出産した野田聖子衆院議員や、2006年11月に45歳で出産した女子プロレスラーのジャガー横田(49)など、著名人でも何かと話題を呼んでいる高齢出産。

 今回のドラマでは物語の進行とともに、意外と知られていない高齢出産の情報など見どころも満載。これまで多くのバラエティー番組を手がけ、今回本格的なドラマの脚本に挑む鈴木おさむ氏は「最近、自分の周りに高齢出産をする方が多く、実際にとても大変だということを知りました。今までのドラマで取り上げなかった内容もたくさん出てくるので、視聴者の皆さんはドキッとするのではないでしょうか?」と話している。

 

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