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　韓国の女性４人組ダンスボーカルユニット「（トゥエニワン）」が今春、シングル「ＧＯ　ＡＷＡＹ」で日本デビューを果たすことが２２日、明らかになった。３月９日に着うたを配信開始、ＣＤ発売は４月以降を予定している。本国では０９年にデビューするやヒットを連発し、２年間で受賞した音楽賞は計３０冠。全米デビューも視野に入れた“Ｋ‐ＰＯＰ界最後の大物”が、満を持して上陸する。

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　韓国の３０冠女王が、ついに日本でベールを脱ぐ。

　２ＮＥ１は、リーダーのＣＬ＝シーエル（１９）、ＢＯＭ＝ボム（２６）、ＤＡＲＡ＝ダラ（２６）、ＭＩＮＺＹ＝ミンジ（１７）の４人組。０９年にシングル「ＦＩＲＥ」でデビューすると一気にスターダムにのし上がり、同年の新人賞を総なめにした。昨年１１月にマカオで開かれたアジア最大級の音楽賞「Ｍネットアジア音楽賞」では、最優秀アーティスト賞、アルバム賞など最多の４冠制覇。デビュー２年で受賞した音楽賞は、３０冠に上る。

　ヒップホップ色の強いダンサブルな音楽と高いファッション性で、本国では“女性版ＢＩＧＢＡＮＧ”と評される人気ぶり。特に、目の周りを黒くする独特のメークは「スモーキーメーク」と呼ばれ、韓国の女子中高生の間で社会現象となるほど流行している。

　満を持しての日本上陸だ。昨年は、ＫＡＲＡや少女時代など韓国の女性グループが日本デビューを果たし、話題をさらっている。２ＮＥ１も昨年１０月に一度は日本デビューが発表されたが「さらに内容を充実させるため」と延期。タイミングをうかがっていた。

　発売元のエイベックスによれば「来日の際のテレビ出演や取材依頼が殺到している」と注目度は超Ａ級。リーダーのＣＬは「長い間、待ちに待っていた。待ってくれていたファンの期待に応えられるよう頑張る」と意気込む。

　全米での活動も視野に入れたビッグプロジェクトも進行中。グラミー賞も受賞した米人気グループ、ブラック・アイド・ピーズのリーダー、ウィル・アイ・アムが４人の才能にほれ込み共演をオファー。昨夏にウィル‐がプロデュースした楽曲のレコーディングも済ませた。アジアを飛び越えワールドワイドな活躍にも期待が集まる。

　グループ名は“２１世紀の新たな進化”を意味。新時代の歌姫が日本でブームを巻き起こしそうだ。