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「口封じ狙い 不当逮捕」暴言被害者弁護団

 大阪府警東署警部補、高橋和也被告(34)=脅迫罪で公判中=から任意の取り調べで暴言を受けたとされる会社員、岡本和真容疑者(35)が窃盗容疑で府警に逮捕されたことを受け、岡本容疑者の弁護団は22日、大阪市内で記者会見し、「口封じを目的とした不当な逮捕」と府警の手法を強く批判した。

 弁護団の秋田真志弁護士は「府警の意趣返しという意図は明白」と指摘。高橋被告の次回公判で岡本容疑者の意見陳述が予定されていた点に触れ、「容疑者とすることで、高橋被告の取り調べの違法性を薄める効果を狙ったのではないか」と述べた。

 岡本容疑者は弁護団の接見に対し容疑を全面否認しているという。弁護団は同日、府警に取り調べ全過程の録音・録画を申し入れた。

 一方、府警は、逮捕のタイミングについて「公判の妨害にならないような早い時期に、と考えたらこのタイミングになった」と説明。その上で「窃盗事件については次回公判までに解決させる」としている。

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