自殺:双子の高2姉妹、自宅で硫化水素使い 大阪狭山

2011年2月15日 1時10分 更新:2月15日 10時54分

 14日午後4時40分ごろ、大阪狭山市内の民家から、「『硫化水素発生中』の張り紙が風呂場にあり、中に姉がいるようだ」と110番があった。駆け付けた救急隊員が1階の浴室と脱衣場で倒れている高校2年の双子の姉妹(いずれも17歳)を発見。2人は搬送先の病院で死亡が確認された。死因は硫化水素中毒とみられる。進学問題などに触れた遺書めいたメモが見つかっているといい、大阪府警黒山署は自殺とみて調べている。

 同署などによると、2人は母親(35)、弟(14)との4人暮らしで、母親は仕事で外出中だった。帰宅した弟が張り紙を発見し通報した。浴室は内側から目張りがされ、脱衣所に「硫化水素発生中 絶対に入らないで下さい」と張り紙があったという。2人は大阪府内の別の高校に通学していた。【津久井達】

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