野依氏:首相に感謝 来年度の科技予算増額「画期的」

2010年12月27日 21時51分 更新:12月28日 0時55分

 菅直人首相は27日、官邸でノーベル賞受賞者の野依良治科学技術・学術審議会会長らの表敬を受けた。11年度予算案で、研究者に配分する科学研究費補助金(2633億円)が前年度比32%増となり、野依氏は「画期的なことで大変感謝しています」と評価。首相は財務省に「時間が足りない」と抵抗されたと明かし、「理屈は分からないが増やせ、と言った。財務省は『なんとかしろ』と言うとなんとかするところだ」と応じた。一方で財務省の対応を「いいと同時に悪いこと。歴代政権が『景気が悪いからなんとかしろ』と言って借金ができた」とも語った。【倉田陶子】

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