西武:有楽町店、26年の歴史に幕 最終日に6万人が来店

2010年12月25日 21時16分 更新:12月25日 21時42分

最後の営業を終えた西武有楽町店で、閉店セレモニー後に一礼する野上秀子店長(中央)ら=東京都千代田区で2010年12月25日午後8時35分、三浦博之撮影
最後の営業を終えた西武有楽町店で、閉店セレモニー後に一礼する野上秀子店長(中央)ら=東京都千代田区で2010年12月25日午後8時35分、三浦博之撮影

 西武有楽町店(東京都千代田区)が25日閉店し、同地での26年の歴史に幕を閉じた。後継には、JR東日本の子会社のファッションビル「ルミネ」が入居し、来年秋に開業する予定。

 開店前から約800人が並び、通常より15分早い午前10時45分に開店。売り尽くしセールとクリスマスでにぎわった。

 午後8時の閉店時刻後、同店店長らが店の前に立ち、名残を惜しむ顧客らに「長い間ご愛顧たまわりありがとうございました」と感謝の言葉を述べ、頭を下げた。通常の休日の3倍となる約6万人が来店したという。

 西武有楽町店は84年10月、複合商業施設「有楽町マリオン」の一角にオープン。流行の発信基地として人気を呼んだ。しかし、赤字が続き、現在の親会社、セブン&アイ・ホールディングスが今年1月、閉店を決めた。【谷多由】

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