名古屋出身・武井咲が夢叶った！中日開幕戦始球式登板

　中日は２１日、広島との今季開幕戦（３月２５日・ナゴヤＤ）の始球式を女優の武井咲（えみ、１７）が行うと発表した。２年連続でフレッシュな１０代女性を起用し、リーグ制覇へ勢いをつける。

　清純派女優の武井は名古屋出身で、大の中日ファン。フジテレビ系で放映中の月９の人気ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」やＣＭ４本に出演中で、最も旬な若手の一人だ。中日の開幕戦での始球式が小さい頃からの夢だったという武井は球団を通じ「とても光栄な機会を与えて頂き夢のようです。一生懸命練習してノーバウンドでストライクが投げられるよう頑張ります」と初々しくコメントした。

　昨年の始球式は、世界ジュニア選手権を制した直後で時の人となっていたフィギュアスケートの村上佳菜子（１６）が務めた。チームも最大８ゲーム差を大逆転して優勝しただけに、選手会長の森野も「（武井は）すごく人気があるんですよね。僕らもその勢いをもらえれば」と、昨年の再現に意欲満々だ。

　◆武井咲（たけい・えみ）１９９３年１２月２５日、名古屋市生まれ。１７歳。０６年の全日本国民的美少女コンテストでモデル部門賞、マルチメディア賞受賞。同年１１月に「ＳＥＶＥＮＴＥＥＮ」専属モデルとしてモデルデビュー。２０１０年ベストドレッサー賞を史上最年少で受賞。１６６センチ。血液型Ａ。

　◆中日の開幕戦始球式　一般公募の年もあるが、女優では９９年に須藤理彩、２０００年に米倉涼子、０５年に竹下景子を起用した。女性アスリートも多く、陸上から０２年の野口みずき、０７年の池田久美子。フィギュアスケートでは０６年の浅田舞・真央姉妹、昨年は村上佳菜子が務めた。