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日本相撲協会は22日、東京・両国国技館で理事会を開き、大相撲夏場所(5月8日初日・両国国技館)の開催を目指していくことで一致した。関係者が明らかにした。
放駒理事長(元大関・魁傑)は、八百長の実態解明を最優先し、調査が完了するまで本場所は行わないことを示唆していた。しかし関係者によると、難航している調査の現状を打開し、3月中旬を一区切りに調査の迅速化を図る方策を特別調査委員会が理事会で示したことで、夏場所の開催を視野に入れたとみられる。
理事会では、八百長メールに関連して名前が出ている14人への今後の聞き取りで新たに正直に関与を申告した力士らに対し、同調査委が慎重に検討するという「条件付き」ながら処分の軽減も考慮するという調査委側の提案を承認した。
14人のうち、これまでに十両・千代白鵬、竹縄親方(元幕内・春日錦)、三段目・恵那司の3人が八百長関与を認め、十両・清瀬海は関与が認定されている。一方、正常な携帯電話を提出したのは7人にとどまり、メールの解析依頼は携帯電話会社から断られているという。
特別調査委の伊藤滋座長(早大特命教授)は「とにかく調査に協力してもらいたい。情報を多方面から取らなきゃいけない状況に追い込まれている」と話した。23日にも14人に対する聞き取りを再開する見込み。
また特別調査委は当初、処分について提言しないとしていたが、理事会から要望があれば、処分案を示すことにした。八百長を生んだ土壌となった協会の組織改革についても同調査委で検討していくことになった。
伊藤滋・特別調査委座長「携帯電話が一番の頼りだけど(提出の遅れなどで)大変なことになっている。事情聴取だけでは判断しない。情報を多方面から取らなきゃいけない状況に追い込まれている」
放駒理事長(元大関・魁傑)「(八百長関与者の)処分を決定するのは理事会だ。特別調査委員会の(処分の)提言は受け入れるが、調査内容を受けて理事会で判断する。個人的には(調査が)早く終わるのが良いと思っている」
友綱理事(元関脇・魁輝)「(特別調査委の調査は)急いでやっていって、いつごろまでに(区切り)と決めているんじゃないか。3月前半、あと3週間くらいだろう。ある程度のめどは考えているのではないか」
(2011年2月22日21時57分 スポーツ報知)
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