Y日記

空飛ぶ教授のエコロジー日記

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2006-05-14

[]怪人カマドキャシ

秋田県にクロヒメシライトウソウを見に出かけたときのこと。新潟県から秋田県に入ると、海岸沿いを走る国道に、見かけない交通標語がかかれたのぼりが、延々とはためいていた。

「飲酒運転、どんと一発、かまどきゃし」

「飲酒運転、どんと一発」まではわかる。問題は、「かまどきゃし」。一日中考えても、意味がわからん。日本語には違いないし、「飲酒運転、どんと一発」を受けた言葉だから、意味は限られてくる。しかし、考えても、考えても、わからない。

きっと、土地の人なら誰でもわかって、飲酒運転をすると大変なことになるという意味が、標準語表現以上に伝わるのだろう。それは理解できても、具体的な意味がわからない。

その後、機会あるごとにこの疑問を口にしていたところ、東北出身の東大職員の方から、真相を教えていただいた。いやはや、わかってみると、すごい言葉なのだ。

「かまどきゃし」・・・そう言われるだけで、秋田に育った人なら、ずしんと心にこたえるのだ。言葉の強さとしては「人でなし」に近いが、土地の方にとっては、きっともっと強い響きを持つ言葉だろう。

さて、その「かまどきゃし」という言葉に、ひさびさに遭遇した。

ことの起こりは、今日の毎日新聞の書評。

ローカルヒーロー大図鑑」なる、アホな本が、堂々と書評欄に登場していた。

環境創造舎S舎長の紙芝居「元岡里山物語」に登場する、酒蔵戦隊ノメルンジャーのことを思い浮かべながら、書評を読んだ。私は確か、ノメルブルーハワイだったっけ・・・(単なる、紙芝居のうえでの話です)。

そんな話が発端になり、めぐりめぐって、「超神ネイガー」なるものの情報が届いた。なんと、「はてな」にも解説されている、有名なローカルヒーローのようだ。

その「超神ネイガー」の宿敵、秋田の悪の組合長「セヤミコギ」ひきいるホジナシ怪人の一人に、「怪人カマドキャシ」がいるそうだ。これも、「はてな」に解説されている。ホジナシ怪人の中でもっとも恐ろしいキャラだそうだ。『おめがッ泣ぐまでカマドをキャスごどをやめねぇッ!』と叫ぶというから、確かに、地元の子供たちには恐い存在かもしれない。

ちなみに、ホジナシ怪人は、元気なわらしコをカメムシに変えようとしていらしい。カメムシって、そんなに嫌かね。キンカメムシマニアの子供なら、喜んで、カメムシにされるかも。

ローカルヒーロー大図鑑」、売れるんやろなぁ。「ユスリカ図鑑」よりは売れるだろう。

私は、「札幌の昆虫」の方を買うことにしよう。

kab-logkab-log 2006/05/15 08:45 先生は、ノメルンジャー・リーダーのノメルレッドワインですよ。
最近、モウソウチクデビルと闘っていないので、体が忘れてしまったのでは…
昨日も、ノメルレッドワイン抜きで、モウソウチクデビルと死闘を繰り広げてきました。

sanakansanakan 2006/05/16 15:16 リーダー:
ノメルレッドワイン

ノメルピュアブルー
ノメルイエローテイル
ノメルグリーンラベル
ノメルブラックビア

ノメルンジャーは醸造と蒸留の力を借りて今日もモウソウチクデビルその他と戦う。リーダーのレッドは多忙だが頑張れ!ノメルンジャー!

yaharayahara 2006/05/16 18:40 リ、リーダーだったのね。ネンドマツデビルやら、ホウコクショデビルやらと格闘しているうちに、忘れてました。今度は行くからね、待ってろ、モウソウチクデビル。
しかしその前に、ガクシンジャーのヒョウカショホメホメを片付けねば。このヒョウカショホメホメは、しめきりが近づくと大挙してやってくるのだ。今日は5時に起きて、2ホメホメを片付けたゾ。