2008年06月20日

保守政治家の体罰容認発言と国連人権理事会からの勧告

東国原宮崎県知事が言い放った「『愛のムチ条例』や、『愛げんこつ条例』ができないか。検討に値するかもしれない」との発言が話題になっています。

東国原知事「“愛のムチ条例”検討に値するかも」 読売ONLINE
宮崎・東国原 英夫知事、「愛のむち条例」制定に意欲見せるフジニュースネットワーク

戸塚ヨットスクールを絶賛する石原都知事、「子どもが笑う大阪に」といいながら子どもに対する体罰を積極的に肯定する橋下府知事。
3人とも保守派ですが、保守政治家は体罰がお好きなのかしら?と思ってしまいました。
保守派=体罰肯定とは思ってはいないですけどね。
(私の知っている保守派を自認する人の殆どは体罰反対ですので)

東国原さんの記事をググッていましたら、こんなものを見つけてしまい、一気に血圧が上昇。

<東国原知事>突然言及「愛のムチ条例はできないか」

日本会議地方議員連盟が運営しているblog
草莽崛起ーPRIDE OF JAPAN 06月19日のエントリです。

(新聞記事を引用した部分以外)全文を引用します。

「愛のムチ条例」皆さんはいかがでしょうか。

今、教育界は病んでいます。まず、子どもの権利、権利を主張してきた日教組の教師が困っているほどだが、イデオロギー関係なく教師が学級をまとめることが出来ず、不登校は当たり前、授業は進まず、中断するので教育レベルは落ちるばかり、進学塾が必要なのは、必要悪の世界となった。

教師を困らせているのは、家庭環境がしっかりしていない子どもたちによるものだ。朝、両親とそろって食事をする家庭は半数に満たない。片親が仕事で朝、そろはない家庭が2割いるという。

ADHDとかアスペルガ−症候群も多くなった。

とりわけてアスペルガーの子供達は、概して優秀だが、協調性がないために、入学式の最初が肝心で、親と学校とで手厚くいい意味での指導を施さないと、子どもはややもすれば非行に走るし、学級は成立せず、教師は不登校へとなるケースが高い。

どうしてアスペルガーの子どもが増えているのかわからないが、子どもが劣化しているのは事実であり、それに如何に対応すべきか深刻である。


東国原知事の発言を引用しながら体罰には触れず、結局何が言いたいのか理解しかねる内容です。
子どもが劣化しているのが事実だと言い切ってしまう、この自信はどこから来るのでしょう。
前段と後段のつながりも謎。
家庭環境がしっかりしていない子どもたちによって教育界が病み、親が子どもと朝食を摂らない(んじゃなくて、摂れないんだよ。通勤時間がかかるからという親御さんも多いかと)から、子ども達が劣化する?で、劣化した(!)子ども達には「愛のムチ」が必要だと言いたいのでしょうか?

署名がないので、この記事を書いたのが誰なのかは分かりませんが、blogを運営している議員連盟の中の誰かなのでしょう。

今日、この記事を再び見に行ったところ、アスペルガー症候群のお子さんを持つ親御さんと思われる方からの悲痛なコメントに対して、管理人から謝罪のコメントがついていました。
曰く、この記事を書いた方自身にも軽度のアスペルガーという診断を受けた子どもさんがおられるとのこと。
自分の体験を交えて、障害を持った子ども達に学校や社会での手厚いケアが受けられなければ、非行や学級崩壊にいたる(こともある)といいたかったようです。

そうした学校が急速にふえていのが現実です。本当に忍耐力をもっての愛情で、その対応をしっかり踏まえていないと子どもは救われない状況に追い込まれます。そんなことがないように、親も教師も粘り強く対応することが求められていると思います。


結局の所、この管理人さんが体罰を容認しているのかどうか、障害を持つ子どもに対して愛のムチが必要だと思っているかどうかは語られていません。
最初に悲痛なコメントを寄せられた方は「愛のムチは必要」だと別のコメントでおっしゃっています。また、この方から「障害者差別と思われるような表現は左翼の攻撃を招き、障害者が利用される」から、書くべきではないといった主張もありました。
・・・。う〜ん。
そういう話しなのか?
この件に関しては、論点がずれるのでこれ以上言及するのは止めておきます。
こういったやりとりの後も、記事自体は全く訂正されていませんので、管理人さんの主張は、記事通りと見た方が良さそうです。

で、この「教育に愛のムチが必要」という意見について、私は、いつも通りの反論しかないわけですが(参照:キレル人の作り方)。一点だけ、最近の情勢から・・・。

6月13日(ジュネーブ時間12日午後)、国連人権理事会本会議において日本政府は5月の作業部会報告書に示された各国政府からの26項目の勧告についての対応を明らかにしました。

日本政府が受け入れた項目
・ パリ原則に基づく国内人権機関の設置
・ 女性に対する差別、少数民族に属する女性に対する差別の撤廃
・ 性的志向に基づく差別の撤廃
・ 女性・子どもに対する暴力の撤廃
・ 女性・子どもに対する人身売買との闘いの継続
・ 現住所から不当に連れ去られた子ども、又は現住所に戻ることができない子どもが即座に戻れるような仕組みを作ること(ハーグ子奪取条約の批准)
・ 子どもに対する体罰の禁止
・ 難民認定審査手続を拷問等禁止条約などの関連の人権条約と整合するものとし、必要な場合には移住民に国が法律支援を行うこと
・ 引き続き社会経済的に発展する必要がある国を経済的に援助し、開発の権利を実現する世界的取り組みに対する支援を拡大すること
・ インターネット上の人権侵害防止の経験を他国にも伝えること
・ 国内レベルでUPR 手続のフォローアップに市民社会を十分に参加させること

日本政府が受け入れ拒否した項目
・ 従軍慰安婦問題について国連のメカニズムの勧告に真摯に対応すること等
・ 平等と非差別の原則に適合するよう国内法を改正し、人種差別、差別、外国人嫌悪を禁止する国内法を緊急に制定すること
・ 在日コリアンに対するあらゆる形態の差別を撤廃する対策を講じることなど
・ 停止や廃止を視野に入れて死刑について緊急に検討すること
・ 警察における取調べをモニターする方法について検討し、代用監獄制度のもとにおける警察での長期勾留の利用について再検証すること
・ 難民認定を審査する独立した機関を設けること
・ 不法滞在が疑われる移住者がいたら法務省のホームページに匿名で告発することを一般市民に呼びかける方式を廃止すること


「 女性・子どもに対する暴力の撤廃」「 子どもに対する体罰の禁止」
を日本政府が受け入れたことは注目に値します。
DV防止法や児童虐待防止法ができた経緯から考えると、5〜6年後には子どもに対する体罰の禁止が法制化されるかもしれません。

ま、私の妄想は置いといて(笑)。
東国原発言や上記blogの発言は、このことを知らなかったからなのか、あるいは知っていてわざとなのかは定かではありませんが、政府が体罰禁止を受け入れた矢先の、この発言はどうなんでしょうね?
うがった見方をすれば、政府の本音を代弁しただけだとも・・・。

余談:
日本政府は「停止や廃止を視野に入れて死刑について緊急に検討すること」という勧告を拒否しました。
先の死刑執行は、この発表から僅か4日後です。
鳩山さんは執行数日前に署名捺印したと言っていますね。
死刑執行は国内向けの見せしめと、「絶対、死刑は止めない」という、国際社会への強い意思表明だったようです。

参照:
国連人権理事会本会議におけるUPR審査に対する日本政府の対応についての日弁連コメント
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/statement/080613_2.html
 
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2008年05月26日

光市事件:サヴァイバーになれなかった少年

ネット上に限られるとはいえ光市事件についての一連の議論の中で、「虐待を受けていたことを言い訳にするな」「甘えるな」とか「自分も虐待を受けていたが殺人を犯すなんて考えられない」など意見をたくさん見ました。


この事件を語る時に「虐待の影響」を言うのは非常に勇気がいります。
虐待を受けていたからといって、その罪が許されるものではない事は言うまでもありませんし、虐待を受けていた者の大多数は犯罪に手を染めるわけでもありません。それは間違いないことです。

だからといって、被告人がこの事件を起こした背景に「虐待の影響」がなかったとは言えない。これも間違いのないことだと思います。

光市事件についての言論の中では少数派ですが「光市事件と虐待」を結びつけて考察している方達がいます。

是非読んで頂きたいので紹介します。

諸悪莫作
光市事件―置き去りにされたもの

夏への扉
子供ばかり責められるのはなぜか

綿井 健陽:光市母子殺害事件 「被告の話 大人は聞かず」
毛利甚八: 育ち直しの歌 光市母子殺害事件
http://www.k4.dion.ne.jp/~yuko-k/kiyotaka/sodachi-watai.htm


私がこのblogを開設してから4年半(シーラの会webからだと7年)、ずっと虐待のことを書き続けているのは、少しでも多くの方に「児童虐待」が子どもに与える影響を知っていただき、虐待を減らすことができたらと考えているから。

光市事件や多くの犯罪は虐待だけが原因ではないと思います。しかし、以下のような非行と虐待の関連調査報告が示すように、虐待と少年非行・犯罪の関連を否定する人はいないでしょう。
平成17年度 少年非行事例等に関する調査研究報告書(内閣府)
第6章 少年非行の原因・背景を考察するに当たっての新たな視点について

■少年院在院者に対する被害経験のアンケート調査(平成12年)
 
全国の少年院で中間期教育過程に在籍する全少年を対象とした調査で、非行少年における被虐待経験の状況を把握し、被虐待経験のある少年の特性等を分析することを通して、少年院等の処遇及び児童虐待の防止全般に資する資料を得ることを目的として行われました。
・家族及び家族以外の者から身体的暴力、性的暴力、不適切な保護態度のいずれか1つでも受けた経験のある者は、全体の約70%である。これらの加害行為について、少なくとも1つ以上、家族からの被虐待経験がある者は全体の50%である。


■児童自立支援施設入所児童の被虐待経験に関する研究について〜厚生労働省(平成11年)

全国の児童自立支援施設に入所している全児童を対象に、児童を担当している職員による回答方式のアンケート調査(回収率:57施設中50施設(87.7%)対象者数1405名)を実施し、児童自立支援施設で取り組むべき課題等について検討。
・何らかの虐待を受けた入所児童が約6割
・虐待別にみると、身体的虐待、心理的虐待を受けた入所児童についてはどちらも約3割強ずつ、ネグレクトを受けた入所児童については約3割弱、性的虐待を受けた入所児童については約0.5割いることを示唆する結果が出ている。

※近年、虐待の定義そのものが変わったので、同じような調査をした場合、この数字よりもっと多くなっているものと考えられます。


光市事件では公判中から言われていたような、心理的な虐待に含まれるDVの目撃(たぶん、それに伴うネグレクトもあったことでしょう)、激烈な身体的虐待以外にも、犯行様態の大きなファクターとなった第3の虐待が行われていました。

上で紹介したblog等で、身体的虐待については十分に考察されていますので、ここでは、第3の虐待について詳述します。

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2008年05月07日

発掘

資料を探していて、ずっと昔に書いた文章が出てきました。
北九州市で活動していた「児童虐待と子育て支援を考える会」(以下「考える会」と呼びます)が発行した「レポートV 虐待対応事例集(2001年)」に収録されています。

「考える会」は、1995年に(児童相談所の職員を中心とした)援助職の私的な勉強会として活動を始めました。その後、国のモデル事業となり、虐待防止ネットワークの先駆けとなった活動体の一つです。

私が「シーラの会」を立ち上げた時にサポートしてくれた精神科医が当時のメンバーの一人で、その紹介もあってメンバーに加わることとなりました。本来なら参加資格(児童虐待に関わる援助職と大学院生)のない私が参加できたのは、今思えば、とてもに幸運なことでした。

隔月に行こなわれる事例検討会や勉強会では、他のメンバーと同じように発言を求められ、「当事者だから」といったお客様扱いもされず、自由にリラックスして参加することが出来ました。
虐待に対応する様々な職種がいることや、一つのケースにこれほど多くの人が関わっているのだという驚き。援助職といえど大きな不安を持ちながら手探りで支援していること、などなど、現場の空気を生で感じる機会も沢山ありました。

私が「考える会」に参加し始めたのは虐待防止法が施行される前年の1999年ですから、虐待防止ネットワークに当事者が参加する事自体、非常にまれなことではありました。とはいえ、(余り知られていないことですが)虐待防止法を作る時も当事者は積極的に参加していましたし、あちらこちらの研修会で当事者が体験談を話す機会も多数ありました。

当時の活動を振り返って、最近の児童虐待防止活動を見る時、一番変わったと思うことは、活動から「当事者」がいなくなったことでしょうか。虐待防止ネットワークが全国的な活動になり始めた頃には、その兆しが見え始め、以後、そこに当事者がいないことを前提とした援助職の為の研修が多くなっていきました。

ネットワークに参加していた頃、援助職の方達は皆「当事者自身が一番のリソース(資源)だ」と言っていましたが、最近は、虐待事件発生時の対応を見るに付け「当事者はどこにいってしまったの?」と思うことも度々です。当事者の頭越しに援助(介入)プランが立てられ、援助職によって粛々と行われていくといった感があります。
一般には児相と当事者の対立のように受け止められていますが、支援する側の意識にも「当事者軽視」の風潮があるのではないかと思います。

私は約5年間「考える会」に参加していました。そこで得た事が、今の私にとって、どれほど大きな力になっていることか。(勉強した内容以上に、個人として尊重されたことや、そこで得た人間関係の方が大きいのだと思います)
福岡に転居して数年後に、会の中心的人物で事務局を勤められていた児相職員の方が退職され、「考える会」の活動は下火になってしまったようです。今は殆ど活動をしていないのではないでしょうか。
私にとっても貴重な場所でしたが、「考える会」がなしてきた成果の大きさを考えると、活動が終わってしまうのは残念でなりません。

発掘した「手記」は、次のエントリで公開・・・。
 
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2008年02月23日

子ども虐待という第四の発達障害

子ども虐待という第四の発達障害
学研のヒューマンケアブックス 杉山 登志郎 (著)

今まで心理学的な言葉で説明されてきた「トラウマ」に対して、科学的ではないと噛みつく人達がいます。
しかし5〜6年前から、児童虐待など(トラウマになるような体験)によって「脳」そのものに不可逆的な変化が起きるという説が有力視される様になってきました。

最新の検査方法(fMRIやPETなど)が導入され、非侵襲的に脳内の様子が観察できるようになり、該当部位の容量や機能の変化を客観的に調べたデータが蓄積されつつあります。

最近では、そういった内容の専門書が多く出版されるようになりましたが、その中でも、上記で紹介した本は一般の方でも十分に理解できるほど平易な文章で書かれており、また非常に興味深いテーマを扱っています。

私が児童虐待によるトラウマについて学び初めたのは10年ぐらい前です。それは、ちょうど学習障害やADHDが話題になり始めた頃と重なります。当時、私の師匠(現在のボスです。笑)が「ADHDは除外診断なのですよ」とよく言っていました。
どういうことかというと、児童虐待を受けた子どもはADHD様の症状を示すことが多いので、ADHDの診断をする場合は児童虐待の既往があるかどうか良く聞き取らなければならない。その可能性が否定されて初めてADHDと診断できる、ということなのです。

一部の専門家の間では経験的に共有されていたことですが、一般的(医師や教師も含め)には余り知られることがありませんでした。
経験的に知られていたそれらのことを、科学的なデータを示しつつ解き明かしたのが、この本の特徴と言えましょう。(あくまでも、私の感想です)

ADHDと虐待の後遺症(脳の変化に基づく)の鑑別方法は「解離症状があるか」どうかだそうです。詳しくは清書を読んでくださいね。

発達障害、児童虐待、どちらに興味がある方も、一読をお勧めいたします。
 
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2008年02月06日

柳美里氏の虐待告白(?)で考えた

昨日の夜に書きかけてた記事・・・。
一晩たって気持ちも落ち着いたので、私なりにこの出来事をまとめてみようと思う。(前記事アップ後、オフィシャル・サイトその他ある程度のことを読んでから書いている)

「柳美里氏blogで虐待告白」その後も、ネット上は盛り上がっている様子。私も脊髄反射的に記事を書いてしまったのだけれど。
(前の記事から文体が変わっているけど次の記事から戻るはず。苦笑)

柳美里氏のblogが更新されていた。
息子さんが、どんな嘘をついたのか、何が起きたのか・・・。

08年02月05日 21:35

「嘘」について、お話しします。

当初は、7時に起床し、朝ごはんを食べて、9時台のディズニーランド→横浜駅のバスに乗って、給食前に学校に到着、という予定でした。
しかし、わたしは、目を醒ました息子に、こう質問したのです。
「昨日、お風呂で髪洗ったときに、切った髪がいっぱい出てきたけど、あれは、なに?」

(息子は、鋏で自分の髪を切る癖があります。とにかく、毎日大人の目を盗んではチョキチョキチョキチョキ切り刻んでいます。ですから、家のなかでは鋏を隠し、担任のY先生には鋏を没収されています。それでも、級友の鋏を借りて、チョキチョキチョキチョキ執念のごとく切っています)
息子はいいました。
「ママの鋏で切った」
「鋏?」(鋏なんて、持ってきたかな?)
「ママのペンケースから取り出した」(ペンケースなんて、持ってきたかな? あぁ、でも、ホテルで手紙の返事を書こうと思ってたから、持ってきたのかもしれない……)
「どこにあるの?」
「テレビの裏に隠した」
わたしは、テレビの裏を探しましたが、見つかりません。
「朝ごはん食べたら、チェックアウトして、バスに乗って、あんたは学校に行かなきゃいけない。フザケテる時間はない。本当のことをいいなさい。ペンケースは、どこにあるの?」
「ベッドの下」
ベッドの下にも、ありませんでした。
「嘘を言ったら、ペンケースは出てこない。本当のことを言えば、ペンケースは出てくる。ペンケースのなかには、東さんの形見の万年筆がはいってるし、ママの仕事先の担当編集者の名刺がはいってるんだよ。失くしたら、困るの。さぁ、ほんとうのことをいいなさい」
「あぁ、思い出した! クローゼットのなかだ!」
クローゼットのなかにも、ありませんでした。
わたしは、息子のほっぺたをひっぱたきました。
(わたしは、必要なときは、手を挙げます。ただし、グーではやりません。物も使いません。平手で、力を加減して、ほっぺた、あたま、手の甲、おしり、ふくらはぎなどをひっぱたきます。ちなみに、わたしの両親はグーで殴りました、ハタキやホウキも使いましたね)
息子は、「じゃあ、いいます、今度こそ、ほんとうのことです。ペンケースが100パーセント出てくる場所をいいます」と前置きして、最初の日に泊まった5階の部屋のテレビの裏に隠した、と白状し、隠したときの前後の状況を語りました。とても細かい説明だったので、..


続きは柳美里氏のblogを読んで欲しい。余りに長くて引用できないので。
(アップした時間や文章が若干変わっているのは、上の記事を含め、連投した記事を編集し直してアップしているため)

事の顛末を要約すると、TDLの取材に子どもさんと同居人さんと共に行き、宿泊したホテル内で子どもが自分で髪の毛を切っていた事が発覚。
その「はさみ」(が入っていたと思われるペンケース)をホテルの人を巻き込み探し回った。
子どもが本当のことを言わないので、ほほを数発叩いた。
結局、「はさみ」ではなく爪切りで切っていた。
ということだったらしい。

全てを読んだ感想としては「脱力」の一言に尽きる。

まぁ、子育てしていれば色々ある。こういうトラブルもあるだろう。
全部読んで「大変だったね。お疲れ様」という気持ちもある。

「8時間叩いている」記事をアップした時点では、彼女の心象風景としては嘘ではなかったのだろうし、これほどバッシングされるとは思ってなかったのではないか?
実際、2ちゃんねるでは、子どもを心配したり、彼女自身を心配するような書き込みも多く見られた(板によっては、それ以外の物の方が多かったけれど)。
一番うろたえたのは柳美里氏本人で、2ちゃんねるの反応に対する反応(+新作のPR)として、あの煽り記事

真に受けるひとが皆無だったら面白くないわけですが、アレ読んで、児童相談所に通報する「読者」なんて、マジいるんすね〜
ま、本望っちゃあ本望ですけど、
さきほど、息子の宿題みてやってるときに、児童福祉司が3人(男性2名、女性1名)もいらっしゃいまして、あがっていただいたんですがね、
ま、わたしはわたしで、そんなあなたがたの(わたしの書いたものに対する)反応を楽しんでいるので、
せいぜい踊ってくださいな、ね!
さぁ、シェイク! シェイク!
ブレイク! ブレイク!


を書いたのだろう。
この記事で、私も脊髄反射してしまったわけだけれど、それ以前の記事だけなら「心配してます」で終わっていたと思う。

柳氏は2ちゃんねるの動向をひどく気にしている。
その後の炎上ぶり、また、児相が本当に動いたことで、ものすごく慌てて説明記事を書いている。
まるで別人のような書きっぷりで、時系列も内容もばらばら。編集した記事と元記事が混在していたり・・・。(リアルタイムで読んでいた私も私だけど)

彼女は自分のオフィシャル・サイトのQ&Aで
「なくしたいと思うけれどなくせないものってなんですか?」
という質問に
「● 自意識
広辞苑によると、自分自身がどうであるか、どう思われているかについての意識。」
と答えている。

破天荒に生きている様に見えて非常に繊細な人のだろう。
つっぱることで何とか自分を支えているようにも見える。
彼女の生き方ついて、とやかく言うつもりはないし、こうして、赤の他人が興味本位で分析まがいのことをするのも「いらない世話」だとは思うが。

一連の記事の最後は
柳美里氏blog


ここでもしっかり煽っているし・・・。






わたしのブログごときで、タイマツやライターやマッチを手にしてくださった2ちゃんねらーのみなさん、ご苦労様でした。
児童福祉司のみなさん、近い将来、児童虐待をテーマにした小説を書くつもりでおりますので、いい取材になりました。
もっといろいろお話をおうかがいしたかったくらいです。
お茶もお出ししないで、失礼いたしました。


・・・。

「やりたいだけおやんなさい」と言うしかないか。

昨日も書いたけど、児相まで動いたという「ことの重さ」を知って欲しい。
それと、子どもさんとの事を専門家に相談されることをお勧めする。
(記事を読んだ限りでは色々と思うところはあるが、記事の趣旨とは違うので書かない)

子どもさんには、自分が母親であることを人に知られないようにした方が良いと言っているようだ。でも顔写真付きでblogに書いている以上、今回のことは周囲の保護者は知っているはず。
当然、学校も把握している。
先生達や周りの保護者は心配しているよ。きっと・・・。
息子さんのお父さんも。

周りを振り回すのが柳氏の流儀かも知れないが、ネットだけに留まらないほど問題は大きくなってしまっている。

2ちゃんねるには「謝罪をしていない」と言っている人もいるようだけど、私のように勝手に騒いでいる人達にはそれを言う権利はない。謝罪を要求できるのは、彼女の息子さんと周辺で実際に巻き込まれてしまった人だけ。

あとね。本当に虐待で苦しんでいる子ども達。(柳氏の息子さんも広義の虐待にあっていると思う)
どんな気持ちで書いたのか本当のところはわからないけど、ちゃかすようなことはやめてほしい。
柳氏は虐待する親の立場からの小説書きたいと言っている。でも、こんなことをするような人が書いた「虐待」の小説を読みたいともう人がいるのかな。

ここまで書いてきたが、あくまでも彼女の説明が広義のフィクションでないことが前提。
まとまらない「まとめ」というオチか・・・。
 
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2008年02月05日

柳美里さん・・・。

さっき、記事アップしたばかりなのに・・・。
「小説家の柳美里氏がblogで虐待を告白」
というTBが入ってまして、その記事を読みに行ったらエロサイトに誘導するというもの・・・やられた。

が、しかし、本当に柳美里氏のblogに該当記事がありました。



とにかくその記事を読んで頂きたい。
08年02月04日 16:35

もうすぐ鎌倉。
息子の嘘に振り回され、たいへんな目に遭いました。ホテルのひとにもご迷惑をおかけしました。
口に出すのもイヤですが、自宅に帰って落ち着いたらPCで書きます。


08年02月04日 16:54

あまりに嘘つきなので(そして次から次へと嘘をつきつづける)朝7時から15時までひっぱたきまくり、学校休ませ、罰として朝食も昼食も与えていません。
いま息子のいうことが本当か、彼に確かめに帰ってもらってます。
もし、それも嘘だったら、千葉のホテルに戻ります。
糞野郎ッ!


08年02月04日 17:01

このまま育ったら、嘘つき演技型の犯罪者になるかもしれない。


08年02月04日 17:12

最後にいったこと(もし、それが嘘だったら、夕食も抜くよ、と脅した)は、嘘ではなかった。

嘘つきで強情……
最悪……


知らなかったけど、かなり話題になっていたらしい。
これは・・・。

その後、続きがアップされました。
08年02月05日 16:44

ひとことだけ言っておきますが、
「今日のできごと」は、
「交換日記」と同様に、
広義な解釈で「フィクション」です。
どういう写真に、どういう文章をつけるかは、かなり計算しています。
ポイントは、読むひとの感情をいかに煽るか、です。紙媒体への原稿よりも、生で感情的な表現を選んでいます。

真に受けるひとが皆無だったら面白くないわけですが、アレ読んで、児童相談所に通報する「読者」なんて、マジいるんすね〜
ま、本望っちゃあ本望ですけど、
さきほど、息子の宿題みてやってるときに、児童福祉司が3人(男性2名、女性1名)もいらっしゃいまして、あがっていただいたんですがね、
ま、わたしはわたしで、そんなあなたがたの(わたしの書いたものに対する)反応を楽しんでいるので、
せいぜい踊ってくださいな、ね!
さぁ、シェイク! シェイク!
ブレイク! ブレイク!


08年02月05日 17:19

『柳美里不幸全記録』のほうが、ギャクタイの疑い濃いぜ。
2ちゃん人権らーのみなさぁん!
アレは時効れすか〜?


・・・。絶句。

私は柳美里氏の作品は読んだことがない。
これまでに話題になっていたことを報道を通して知っているだけだ。
彼女のこれまでの仕事や生活にも興味がない。

この記事自体はフィクションということなのだろう。
児相から児童福祉士がきたというのもフィクションかもしれない。

>ま、わたしはわたしで、そんなあなたがたの(わたしの書いたものに対する)反応を楽しんでいるので、
>せいぜい踊ってくださいな、ね!
>さぁ、シェイク! シェイク!
>ブレイク! ブレイク!

踊らされてしまった一人として言うけど。(負け惜しみともいえるか)

やって良いことと、悪いことの区別はしなさい。
あなたも人の親なんだから。
こんなの表現活動とは言えない。

もし、本当に児童福祉士がたずねてきたのだとしたら・・・。
他にも手が回らないほど虐待事件は起きてるんだ。


楽しんでるんだろうなー。
ここにも、煽られてる人権らーがいるって。

くそ!涙出てきた。
 
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2007年10月31日

『スキンシップ障害』って?

秋田連続児童殺害事件では『スキンシップ障害』というのがキーワードになっているみたいです。私は聞いた事がありません。たぶん、児童虐待業界(ってどんな業界だか)で知られつつある、「ボンディング障害(診断名にはなっていません)」のことではないかと想像しています。

ボンディング障害は、簡単にいうと「母親の我が子に対する情緒的な絆が障害された状態」であると考えられています。母親が子どもを憎悪する状態と言った方がフィットするかも知れません。

詳細についてネット上で読める文献は、九州大学病院精神科神経科講師 吉田敬子氏の書かれたこの論文ぐらいでしょうか・・・。

私がボンディング障害という概念を知ったのは3年ぐらい前です。現在も(虐待防止に携わる人達の間でも)余り知られてはいない概念なのかも知れません。
なぜボンディング障害が起こるのか?ですが、産後うつとの関係もとり沙汰されています。しかし、そればかりでもないようです。妊娠中から「胎児拒否」という形で始まる事もありますし。母親とその親との関係(虐待など)も深く関わっています。

赤ちゃんを全く可愛いと思えないとか、畠山被告のように子どもに触りたくない、子どもから触られたくないなど、我が子に対する拒絶感が中心となる障害です。早期に適切な介入が行われないと予後が悪い(虐待につながる)場合もあり、母子分離になりかねない重篤な障害なのです。(と、私は理解しています)

畠山鈴香被告の第5回公判が、昨日(29日)秋田地裁で開かれました。裁判の詳細は産経ニュースYahooニュースを参照しています。
産経ニュースでのライブも一言一句全てを書かれているわけではないですし、それなりのバイアスも感じますが、報道されている範囲内で考えた事を書いてみたいと思います。(かなりのチャレンジですけど)

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2006年12月04日

信田さん講演会の内容

先日、予告していた信田さんの講演会の内容について、やっとこさupします。
断片的な箇条書きでさっぱり訳が分からん物になっています。
(職場への提出用に書いた物なので・・・)
たまさんのbrog-猫の手通信に、殆ど同じ内容の別の講演会の様子が、もっと分かりやすく書かれています。そちらを参照して頂けると有り難いです。(人任せー。ははは)


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2006年10月25日

事件の背景

ひどい事件(2)の続報が今朝の毎日新聞に載っていました。
京都府長岡京市で3歳男児が餓死した虐待事件で、府京都児童相談所(京都市)が「夜中に泣き声が聞こえる」などという民生委員からの連絡を、児童虐待防止法に基づく「通告」ではなく、「報告」として処理していたことが分かった。児相は子どもの安全を確認する必要のある場合の「通告」とすべきだったと誤りを認め「今年3月に保護した姉(6)を家庭に戻すため父親との信頼関係を築くことを重視していた。関係を壊したくなかったので決断が鈍った」としている。
 また、拓夢ちゃんに関する民生委員からの最初の連絡が5月17日だったことも分かった。これまでは、6月20日が最初とされていた。
 「通告」「報告」の判断は児相が行う。拓夢ちゃんの場合は、6月20日に「暗い家の中に残されたまま父母が外出し、泣いていた」と連絡を受けたが、翌21日に拓夢ちゃんと面会し、「虐待の兆候がまったく見られなかった」と判断。家族が姉を受け入れることを第一と考え、「報告」として処理した。


通告と報告の違いは一般人には分かりにくいですよね。
今回の場合では、この家族の事実上の対応をしていた児童民生委員から、先の保護された長女の関連情報としての報告だと受け止めたのでしょう。一応、拓夢ちゃんへの虐待も視野に入れていたようですけど。

以前書いた虐待防止には何が必要?でもちらっと触れましたが、通告の仕方によって児相の対応が変わるということは否めないのでしょう。

ひどい事件(2)で、あくまでも私見としながら書いた、長女の家族再統合を急いでいたゆえに「父親との信頼関係を築くため」家庭訪問をしなかったのではないか、という記述は当たりでした・・・。

その背景としては、一時保護所も児童養護施設も満杯の状況で、虐待されている子どもを安全に保護できる受け皿がない=家族再統合(親元に帰す)を急いでいる。
というのは、全国的な傾向になっています。

この件について、前回のエントリーに寄せられたコメントで、ヒゲリンさんが詳しい情報を書いてくださっています。
福岡市の話ですが、児童相談所で一時保護される子どもは、10年前に年間100件に満たなかったものが現在400件を超えます。一日1人以上の子どもが保護されています。これは脅威的な数字です。

にも関わらず、子どもを受け入れる器のほうは、児童養護施設と里親を合わせても1割くらいしか増えていません。

3〜4年前に子ども部の人に児童養護施設を作ったらどうかと聞いたら、「まず情緒障害短期治療施設を作ってから」と言っていましたが、このご時勢に福岡県が虐待されている子どもをみんな家に帰して廃園にしてしまった百道松風園の跡の施設を県が譲らず、まず作るはずだった情緒障害短期治療施設すら実現に至ってません。


ただでさえ足りない児童養護施設を廃園にしようとした福岡県には、当時、沢山の反対意見が寄せられていたようですが、結局は廃園になりました。行政改革の一環という名目のもと弱者への福祉予算はどんどん削られています。小泉政権がもたらした負の遺産です。

閑話休題
家族再統合を目指す(その理由はどうかと思うけど)という、支援方針自体は間違っているとはいえませんが、そのための「虐待親の更生」やら「教育」やら、すっ飛ばしていいはずがありません。
電話でちゃちゃっとインタビューして、その親がどう変わったかなんて分かるはずもなく・・・。
児童虐待防止法の規定では

三 児童虐待を行った保護者に対する指導
  児童虐待を行った保護者について児童福祉法により行われる指導は、親子の再統合への配慮その他の児童虐待を受けた児童が良好な家庭的環境で生活するために必要な配慮の下に適切に行われなければならないものとすること。

とあります。
親の指導を行うのは、社会福祉主事、児童委員若しくは当該都道府県の設置する児童家庭支援センター、又は当該都道府県以外の者の設置する児童家庭支援センターです(児童福祉法)

実際は児相の職員が足りないこともあり、子どもが保護されている児童養護施設での指導が主流のようです。
(今回の事件でも、養護施設から「長男への虐待は無い模様」と報告があげられています)
養護施設では親への指導に苦慮していると、方々の研修会で耳にします。確かに、とてもむずかしいでしょう。専門家ではない人(そもそも、日本には加害者更生の専門家なんて居るのかしら)がおこなっているのですから。
実効性のある「親指導」は、ほとんど行われていないと考えた方が良さそうです。

保護されても更生していない親の元へ子どもが帰されていく現実。
「統合を急ぐ余り」というのが、この事件の真相のようです。

児相の対応がお粗末だったのは言うまでもないことですが、こういった実態は一般に知られることはなく、虐待親への非難ばかりが声高に叫ばれ続けます。

虐待を受けている子どもが身近にいること・・・。
保護されても安全は保証されていないこと・・・。
そもそも、安全に保護できる場所さえないこと・・・。

こんな弱小ブログでは、たかがしれていますが、一人でも多くの人に実態を知ってほしいと思います。
マスコミの報道が、児相の対応や事件の背景を伝えるだけでなく、その後、子どもたちがどうしているかというところまで、伝えてほしいと切に願います。
 
Posted by akiras_room at 10:58  |Comments(4)TrackBack(0) | ひとりごと , 児童虐待

2006年10月23日

ひどい事件(2)

またしても幼い命が失われました。
長岡京市の佐々木拓夢ちゃん(3つ)が自宅で、父親と同居中の女から虐待を受け死亡しました。
今年の3月には長女(6歳)の虐待が発覚し、児童相談所(以下、児相とよびます)に保護されていました。その後、死亡した拓夢ちゃんが虐待されているようだと、民生児童委員や近所の住民などからも通報があったものの、家庭訪問はせず安全確認はされていませんでした。

逮捕された父親と内縁の妻は、どちらが首謀したか罪をなすりつけ合っているようです。

もちろん、虐待をした親が一番悪いです。
親をかばうつもりは全くありませんが、人が生きている限り虐待は無くなりません。悲しいけれど、それが事実です。
しかし、そこから救い出すために法があるのです。

毎度、虐待事件が起こるたびに児相の対応が問題になります。しかし今回の対応はお粗末すぎて言葉もありません。

確かに児相は人が足りませんが、なぜ通報を放っておいたのか・・・。
当初の報道で児相所長は「父親との信頼関係のため訪問はしなかった」と言っていました。
児相は父親との信頼関係を築きたかったのです。つまり、3月に保護された長女の「家族再統合」を視野に入れた援助をしていたということなのでしょう。うがった見方をすれば、児相の一時保護所も児童養護施設も満杯ですから、なるべく早く親元に返したかったのかもしれないと思えます。(あくまでも私見です)

長女の件では手元に返す前提となる、親への指導がきちんと行われていたかどうか・・・。(児童虐待防止法では虐待した親への指導を行うように謳われています)もし、きちんと行っていれば、拓夢ちゃんの様子も分かったのではないかと思います。

今回の事件は未然に防げる事件でした。
「れば、たら」ではなく、児相が仕事をしてさえいれば、絶対に防げたはずなのです。

続報で
児相の黒川洋一所長は「緊急性を感じなかった。姉を保護していた安心感もあった。もっと詳しい状況が別ルートで入っていれば違った対応が取れたかもしれない」と話した。
(京都新聞) - 10月23日15時9分更新

とのことです。

もっと違うルートってどんなルート?。
民生児童委員に丸投げしていたとしか思えませんが・・・。
きちんと仕事しようよ。

せめて、何が間違っていたのか緊急に事件の分析をしてほしいです。


拓夢ちゃんのご冥福を祈ります。
 
Posted by akiras_room at 23:46  |Comments(4)TrackBack(1) | ひとりごと , 児童虐待