ホテルの客室ドアの下から針金を差し込み鍵を開ける手口の中国人窃盗グループ逮捕
ホテルの客室のドアの下から針金を差し込み、ドアノブを回すなどして鍵を開け、客室内から現金などを盗み出す手口の中国人窃盗グループが逮捕された。
窃盗などの疑いで逮捕されたのは、中国国籍で自称・内装業の頼愛東容疑者(40)、頼海林容疑者(41)、頼志強容疑者(32)、●城元(●は登におおざと)容疑者(26)の4人で、1月、八王子市内のホテルの客室2部屋から、現金75万円を盗み出した疑いが持たれている。
頼容疑者らは、客室のドアの下から、先端にひもがついた針金を差し込み、ドアノブにひもを引っかけるなどして鍵を開け、客室内に忍び込んでいたという。
頼愛東容疑者は、「泥棒するために日本に来た。いびきをかいている客室を見つけて犯行に及んだ」と供述しているが、ほかの3人は容疑を否認しているという。
オートロック式の鍵を狙った同様の手口での被害は、都内で10件、他府県でも10件、発生しており、警視庁は関連を調べている。
(02/22 13:04)