仙台に来月「スモールオフィス」 NPOが子育て女性支援
河北新報 2月22日(火)14時24分配信
子育て世代の女性の起業を支援するインキュベーション(ふ化)施設「MAFUMAFU(まふまふ)」が3月1日、仙台市青葉区本町1丁目のオフィスビル内に開設される。常駐スタッフが経営の実務をアドバイスするだけでなく、近隣の保育機関と提携し、仕事と子育てが両立できる場を提供する。
運営するのは、市内で英会話教室などを展開するNPO法人「学割net」。一つのフロアに約7.5平方メートルの個室を五つ設け、インターネットに接続可能な「スモールオフィス」として整備した。共用の打ち合わせスペースやデジタル複合機も備える。
NPO法人やアートギャラリーを運営した女性3人が、インキュベーションマネジャーとして常駐。事業や育児の経験を基に、起業の進め方や仕事のスケジュール管理などを指導、助言する。
未就学児の子どもを持つ入居者は、近所の提携保育園を割安で利用できるようにした。共用スペースは、出産や子育てなど同じ悩みを抱える人が支え合う場としても利用していく考え。将来は保育施設を併設し、仕事に集中できる環境を整えたいという。
3月中旬には施設の披露を兼ね、女性起業家を招いた講演会や交流会を開催する。
マネジャーの一人で、ギャラリー運営などの経験を持つ野口由夏さん(37)は「妊娠や育児が女性の就業のハードルにならないよう支援していきたい。共用スペースで入居者同士が交流すれば人脈も広がり、起業や事業拡大の面でもプラスになるはずだ」と話している。
利用料は室料や光熱費、ネット接続料、アドバイス料込みで月5万円。入居の際はスタッフによる面接がある。連絡先はMAFUMAFU022(398)9969。
運営するのは、市内で英会話教室などを展開するNPO法人「学割net」。一つのフロアに約7.5平方メートルの個室を五つ設け、インターネットに接続可能な「スモールオフィス」として整備した。共用の打ち合わせスペースやデジタル複合機も備える。
NPO法人やアートギャラリーを運営した女性3人が、インキュベーションマネジャーとして常駐。事業や育児の経験を基に、起業の進め方や仕事のスケジュール管理などを指導、助言する。
未就学児の子どもを持つ入居者は、近所の提携保育園を割安で利用できるようにした。共用スペースは、出産や子育てなど同じ悩みを抱える人が支え合う場としても利用していく考え。将来は保育施設を併設し、仕事に集中できる環境を整えたいという。
3月中旬には施設の披露を兼ね、女性起業家を招いた講演会や交流会を開催する。
マネジャーの一人で、ギャラリー運営などの経験を持つ野口由夏さん(37)は「妊娠や育児が女性の就業のハードルにならないよう支援していきたい。共用スペースで入居者同士が交流すれば人脈も広がり、起業や事業拡大の面でもプラスになるはずだ」と話している。
利用料は室料や光熱費、ネット接続料、アドバイス料込みで月5万円。入居の際はスタッフによる面接がある。連絡先はMAFUMAFU022(398)9969。
最終更新:2月22日(火)14時24分