【福岡】市がゼネコン社名公表へ こども病院調査委

02/20 18:13 更新

福岡市立こども病院の人工島移転計画を検証する2回目の委員会で、現地建て替え費用が当初より増額された問題について、福岡市は建設費算定に関する聞き取り先のゼネコン社名を公表する方針を示しました。こども病院移転計画の調査委員会は20日午後1時から開かれ、現在のこども病院の改修や建て替えが検証された経緯について、意見が交わされました。その中で、市側が現地建て替え費用を1.5倍に増額した根拠は「ゼネコン数社からの聞き取り」とし、社名は公表できないとしていた部分で、委員会は「公表しないと前に進めない」と強く迫りました。その結果、市側は次回の委員会までに公表する方向で調整に入るとしました。北川委員長は「大きな公共というのは、一体どういう役割なのか考えて対応して頂きたい」と話しています。次回は3月6日に行われる予定です。