街角ステーション

ラジオカー(水)は、CHO-CHO トレイン。
社長、支社長、店長、町内会長…長のつくみなさんにインタビュー!
知られざる苦労や秘密の趣味など、ホンネトークを聞いてみたい!!

■2月16日(水)

●CHO-CHO トレイン

藤田直之さんは、去年8月、「ペット輸送 ゆりかご」を立ち上げました。今、一人でこの仕事に取り組んでいます。
引越しなどの時、ペットが荷物扱いとなる事に心を痛めたのがきっかけです。夏は暑く、冬は寒いトラックの荷台で、体調を崩すペットもいて、なんとか良い環境で移動させられないかと考えました。小さなキャンピングカーを改造し、高速道路のパーキングで散歩をさせたり、糞尿の処理も、もちろんしてくれます。実際、名古屋まで十数匹の猫を連れて行ったそうです。この春、引越しする事が決まっているが、ペットを連れての遠距離移動、どうしようかとお悩みの方、是非、「ゆりかご」の藤田社長にご相談下さい。引越しだけではありません。ペットタクシーとしても利用できます。病院へ行きたいが、交通手段がない…という方の為に、藤田さんは車を走らせます。ペットの病院はもちろん、飼い主自身が病院で治療を受けている間も、ちゃんとペットの面倒を見てくれています。
「ありがとう」の一言にも涙がこぼれるという藤田さん。純粋で、本当に心やさしい方なんです。
この日は愛犬と一緒に、「Boweyes(バウ アイズ)」で待っていてくれました。ペットと一緒にお茶を飲んだり、買い物をしたり…かわいい動物は、空気をほのぼのさせてくれますね。イベントも色々あって、飼い主同士の交流の場にもなっているそうです。

●「ペット輸送 ゆりかご」
  電話:022-343-1290
●「バウ アイズ」
  電話:022-341-6940




●街ネタ/話題

いつも忙しく歩いている地下道で、ちょっと足を止めてみませんか?
青葉通りと東二番丁通りの交差点地下道で、絵手紙展「春よ来い!ぴょんと来い!!」が開催されています。
ブログで知り合った3人の女性…「伊達な絵手紙3人衆」が、それぞれ自分の作品と、生徒さん達の作品を披露しています。この日、作品の展示を終えたばかりのお二人にお話をうかがう事ができました。
絵手紙歴15年の笹川由美子さんは、生徒さん達との共作で、1枚のはがきに1人のひな人形を描き、見事な7段飾りにしました。地下道を華やかにしてくれています。それぞれの絵は、表情が描いた本人に似ているのだそうです。札幌に住むお母さんに、日記のように1日おきに絵手紙をだしているそうです。
早坂むつ子さんは解説入りの「散歩道シリーズ」。文化横丁など、おなじみの町の風景が細かく描かれています。街角に立ち、スケッチ、色づけ。5分ほどでささっと描き上げるのだそうです。毎週、ご主人に絵手紙を投函。自宅から自宅に届くという楽しい習慣で夫婦円満!なんですね。
佐藤ひとみさんの作品も併せて6か所の展示スペースは、感心させられたり思わず吹き出したり…1枚1枚に込められたあったかさに触れてください。
今月28日午前中まで展示されています。
■2月9日(水)



●CHO-CHO トレイン

宮城野区福室にある「こめやのうどん」。
今はやりの米粉を使ったうどん…かと思いきや、そうではなく…昔、近所の人たちに米を売っていたことから、周りの人たちが「こめや」と呼んでいた、屋号のようなもので、うどんは小麦粉を使っている、うどんやさんです。
社長の結城建二郎さんは、サラリーマン→和食の板前→うどん屋という経歴で、3年目。
おいしく楽しく、うどんを食べてもらうために、日々、うどんへの探求心は衰えません。
今、人気なのは、カレーうどん。ルーはまろやかな味わいで、素揚げにした野菜の食感が楽しいんです。焼き肉屋さんでよく見る紙のエプロンが用意してあるので、白い洋服でもご心配なく。ぶっかけうどんは、しっかりしたコシで、自家製のゆず胡椒が味のポイントになっています。塩分や、その日の気候によって、ゆで時間を変えているのも、おいしいうどんを食べてほしいという心配り。
カウンターだけのお店ですが、常連さんもたくさんいて、中には「体調を崩した知人の為に買って帰りたい」という人もいたとか。そこで、テイクアウトもできるように考えました。
とにかく、お客様が何を食べたいのか、どうしてほしいのか、常にアンテナを張っています。
最近、髭を生やして、女性のお客様には不評だそうですが、17年間続けている「寝起きの腹筋」で、鍛え上げられた体は、すっきりした体型をキープ。
どんどん新しいサービスのアイディアが浮かびそうな、結城社長は、いつも元気!ここのうどんを食べたら、きっと元気になりますよ!

●「こめやのうどん」
  電話:022-259-5610

●街ネタ/話題

卒業を間近に控え、専門学校デジタルアーツ仙台 声優科の皆さんが、卒業公演に向け準備の追い込みに入っています。
声優科の皆さんは、2年間で、演技や歌、ダンスなど、幅広く「表現する」事を学んできました。その集大成ともいえる作品は「ロンド みんなちがっていいじゃない」登場人物は、障害のあるミュージシャンや、いじめに悩む女子高生、難聴の女子大生、事故に遭ったダンサーなど…そんな若者たちが障害の有無を超えて「とっておきの音楽祭」への出場を目指すという内容。とっておきの音楽祭実行委員会企画プロデューサーで脚本家の菊地昭典さんの脚本。
この日は、ゲネプロ中…出番を終えた二人に話を聞く事ができました。
シライシアンナさんは、いじめられる女子高生役。芝居とはいえ、罵声をあびせられるのは辛かったそうです。春からは、東京の養成所に通いながらデビューを目指します。ハタケヤママオさんは難聴の女子大生役。手話を交えながら歌声を披露します。放送業界で仕事をしたいという夢に向かっています。
それぞれの道に向かって進む力にもなるであろう卒業公演。若い力の熱演を是非、皆さんも見守って下さい。

卒業公演「ロンド みんなちがっていいじゃない」
2月12日(土) 1部 14時〜/2部 18時〜
仙台市戦災復興記念会館 入場無料

●専門学校デジタルアーツ仙台
  電話:022-221-1114
■2月2日(水)



●CHO-CHO トレイン

石巻市相野谷にある「食堂 きかく」←本当は「亀鶴」と書くそうですが、なぜか看板もひらがなで…まぁ、わかりやすいといえばそうなんですが…創業70年!ご主人の佐藤宗雄さんは2代目です。人気メニューは「ソースかつ丼」。遠方からも食べに来ます。柔らかい肉と、甘めな和風のソースがたまりません。
持ち帰りの方には汁ものがつかないので、肉多め…とか、休みの日でも、お客様が来れば作ってくれる…とか、お客様が喜ぶ事は何でもやりたい!という佐藤さん。ちょっと、おだずもっこで穏やかな雰囲気の佐藤さんですが、厨房ではとても厳しいのだそうです。それも、「お客様のため」なんですね。
通りを挟んだところには、ホールのある「きかう」があります。かつては結婚式も執り行ったそうですが、今は、地元の皆さんのイベントや宴会に使われています。今月19日には「よみがえれフォーク野郎」というライブが開催されます。毎年行われているもので、30代〜50代のおじさん達(失礼…)が、5グループ、フォークソングの熱いステージを繰り広げます。

 ●2月19日(土)午後1時30分開演
   会場 プラザきかく / 入場料 200円(ワンドリンク付き)

もともと、別の会場で行われていましたが、ライブ自体が打ち切りになりそうな時に「こごでやったらいっちゃ。」と言ってくれたのが、佐藤さん。ライブ後の打ち上げは、もちろん食堂。
とにかく、佐藤さんもスタッフの皆さんも、暖かく迎えてくれる…みんなで笑える…そんな場所です。
一度、食べに行ってみで!!

●「きかく」
  電話:0225-62-3381



●街ネタ/話題

節分を明日に控え、豆まきに欠かすことのできない「落花生」について、いろーんな事、勉強してきました。
石巻市の松川豊輔さん、さよ子さんご夫妻が落花生を作っているというので、お邪魔しました。
落花生は、田植えが終わった5月に種まき。きれいな黄色い花が咲き、咲き終わるとなぜか、それぞれ茎の先端から土にささってもぐっていきます。10月稲刈りが済んだら、霜があたらないうちに、収穫します。土の中で、サトイモのように、実がなります。私たちが目にする殻に入った、あの形で、収穫。乾燥させた後、ローリング式の機械で炒ると、パリっと殻を割っていただく、あの落花生になるわけです。タイマーはありません。感覚と味見で絶妙のタイミングをとります。ほんの少し違っただけで、味も色も変わってしまうのです。
松川さんの作った落花生は、豆がふっくらしていて真っ白!話をうかがいながら、手が止まりませんでした。去年夏の猛暑で、例年の半分以下だったそうですが、収穫できた豆は、いやぁ美味しかった!
道の駅 上品の郷で販売するそうですが、通常は年内でなくなってしまうそうです。豆まきはしませんでしたが、松川さんの落花生で福が舞い込んできそうです。ごちそうさまでした!

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