和歌山で鳥インフル陽性 関西初 |
和歌山県は紀の川市の養鶏場で死んだニワトリから鳥インフルエンザが確認されたと発表しました。関西の養鶏場で感染が確認されたのは今年初です。
和歌山県の仁坂吉伸和歌山知事は「残念ながら和歌山県内で(鳥インフルエンザの)感染が確認されました。殺処分と汚染物質の処理をすみやかに行い、蔓延を防ぎたい」と話しました。
和歌山県は紀の川市の養鶏場で死んだニワトリから遺伝子検査を行なった結果高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されたと発表しました。
感染が確認されたのは、卵をとるために飼育されていた10羽のニワトリです。和歌山県は法律に基づき、この養鶏場で飼育される約12万羽すべてのニワトリを殺処分する方針です。また、この養鶏場から半径10キロ以内にある11戸の養鶏農家の約2万5千羽のニワトリが、移動制限の対象となっています。ことし関西の養鶏場で高病原性の鳥インフルエンザへの感染が確認されたのは、これが初めてです。
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2011/02/16 0:40:
更新) |
鳥インフルで松木政務官と和歌山県知事が面談 |
和歌山県の養鶏場で飼育されていたニワトリから鳥インフルエンザの陽性反応がでた問題で、農林水産省の松木政務官が仁坂知事と今後の対応を協議しました。
16日午前、和歌山県紀の川市の養鶏場で飼育されていた10羽のニワトリに遺伝子検査をしたところ、全てのニワトリに高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されました。この問題を受けて、16日夜、農林水産省の松木政務官が和歌山県を訪れました。協議では、今後感染が拡大しないよう国との連携を密にとっていくことが確認されました。和歌山県では感染したニワトリが出た養鶏場で飼育されているニワトリ、約12万羽すべての殺処分を始めるということです。また、この養鶏場の半径10キロ以内で飼育されている約2万5千羽が移動制限の対象になっています。今年関西で鳥インフルエンザの感染が確認されたのは、これが初めてです。
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2011/02/16 0:38:
更新) |
槇尾川ダム建設中止 橋下知事「大阪全体を考えて判断」 |
大阪府和泉市で1年以上も中断していた「槇尾川ダム」の建設中止を正式に決めたことについて橋下知事は「大阪全体を考えて判断した」と話しました。
大阪府和泉市の槇尾川ダムをめぐっては、本体工事を開始した直後、橋下知事が「原則ダムは造りたくない」として1年以上、工事が中断していました。
橋下知事は正式にダム建設の中止を決め、府の職員が地元住民に伝えました。
15日午後5時から始まった説明会では住民が強く反発していて、約7時間経っても続いています。
【橋下徹大阪府知事】「大阪全体、将来の大阪を考えた判断をした住民の皆さんにもご配慮は頂きたい」。
橋下知事は16日の戦略本部会議を公開して、ダムの建設中止について説明するとしています。
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2011/02/16 0:38:
更新) |
開港5年を迎える神戸空港 新たな課題も |

市の担当者は「今が底」と話すが・・。 |
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神戸空港は、16日で開港5周年を迎えます。しかし、利用者は年々減り続け、さらにJALが完全撤退するなど厳しい状況が続く中、新たな課題も浮上してきました。
開港5周年を祝うイベントが開かれた神戸空港。家族連れなど、大勢の人が詰めかけにぎわいました。
【利用客】「コンサートもやっているし、ちょっと小規模かなとは、思いますけど」「あっという間に5年経ったんだな」「平日、人通りが少ないのが、寂しいかなと思います」
イベントには人が集まりましたが、平日はこの様子。自慢の展望デッキも、人の姿はまばらです。開港当初、年間319万人の利用客を見込んでいましたが、これまでその目標は一度も達成できず、利用客は年々、減る一方です。また収入の柱となる着陸料も去年、JALが全面撤退した影響で4割も減少しました。その分、スカイマークが便数を増やして穴埋めする形となっていますが大半が小型機のため、着陸料は思うように伸びません。
【神戸市空港事業室後藤範三室長】「日本航空の撤退、それから景気の後退、この2つが大きく、旅客数、或いは経営の面でも影響したのは、事実です。決して楽観はしていませんけど、ある意味、今が底じゃないかなと」
そして、ここに来て、新たな問題が浮上しました。それは「別会計から資金の借り入れ」です。
神戸空港は、開港から3年は黒字を確保し、利益を基金の形で積み立てていました。しかし、ここ2年は、赤字続き。その埋め合わせや経費は、基金を切り崩していますが、その基金もまもなく底を突きます。このため、来年度から都市整備のための別の会計からお金を借りることになりました。つまり、独立採算を保つことができなくなったのです。この都市整備の会計は、銀行からの借金で、市民の税金ではないと、神戸市は説明しています。市長も、かねてから、市民の税金を使うことはないと強調してきました。
矢田立郎市長は以前、「(市債の返還は)土地を売却して行う。時間はかかると思うが、売っていかないといけない」と話していました。
市が頼みの綱とするのが、空港島の土地の売却です。しかし、これまでに売れたのは、全体のわずか8%と、大きな収入にはなっておらず、空港整備のために借りたお金の返済のメドもたっていません。厳しい空港経営に関して、記者から質問されると、矢田市長は・・・
【矢田神戸市長】「年度的な窪みができている、それに関して一時的にこれは、資金繰り。借入るというのは、税の投入ではないと考えております。仕分けが、会計上あるんだと、ご理解いただきたいと思います。」
【記者】「窪みとして、今回、別会計から出さざるを得ない状況になって・・・」
【矢田神戸市長】「借りたんです、借りたんです」と、あくまで市民に負担はかけないと強調します。
将来的に、税金の投入という事態にまで、陥ってしまうのか?空港に対する市民の意見は・・・
【市民】「使ったことは、ある、便利だけど、もしこれが、財政が困窮して、税金が使われることになると、ちょっと考えるかもしれない」「これから先、税金とか赤字をいっぱい抱え込んででも、何がなんででも存続しないといけないかは、分からないですね」
しかし、暗い話題ばかりではありません。全日空は、ことし、3月から、新たに、羽田路線を増便することを決定。スカイマークも成田線など3路線で増便を検討していて、定期便の発着枠30便を埋めるという悲願達成になります。【神戸市空港事業室長後藤範三室長】「運用時間の延長と、発着枠の拡大、この2つは、すぐにでも国にお願いしたい、航空会社からも、すぐにでもやっていただきたいという声をいただいておりますので」
開港から5年。課題が山積する中、神戸空港の模索は続きます。
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2011/02/15 20:06
更新) |
大阪・和泉市の槇尾川ダム”異例の”建設中止へ |

府の担当者は「ご理解を」 住民は「流域に住む者を見捨てるのか」と反発 |
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建設の是非が検討されていた大阪府和泉市の槇尾川ダムについて、橋下知事は建設を中止する方針を固めました。
【橋下知事】「きょう、ほぼ話し合いますから、それを地元に伝えて、結果をもう一度皆さんの前できちんと発表する」
橋下知事は15日午後、大阪府の戦略本部会議を非公開で開き、槇尾川ダムの建設について最終協議を行いました。槇尾川ダムの建設をめぐっては、おととし9月に本体工事が始まったものの、その直後に橋下知事が「ダムは原則造りたくない」と表明し、工事が1年以上にわたって中断しています。橋下知事は、川幅の拡張や護岸の整備といった「河川改修」を行う方がダム建設よりも治水対策として有効だと主張しましたが、地元の反発は強く、結論は橋下知事の最終判断にゆだねられていました。
そして、15日の会議で、橋下知事は槇尾川ダムの建設を中止し、治水対策は河川改修で行う方針を固めました。大阪府の担当者は地元の和泉市を訪れ、住民らへの説明会を開きました。
【府の担当者】「悩みぬいた末に、ダムに頼らない河川改修を洗濯することを決断した。心からお詫びを申し上げるとともに、ぜひとも真に水害に強い街づくりの大切さをご理解いただくようお願い申し上げたい」
【地元の人】「我々は種をまいて30年近く育ててきた。和泉市の南部地域の流域に住んでいる者を見捨てるんですか?」
「こんな無茶苦茶な話あります?こんな無駄なことをしたらダメ!」
本体工事が始まったダムの建設が中止されるのはきわめて異例で、橋下知事は16日に正式に発表する予定です。
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2011/02/15 19:54
更新) |
淀川・通り魔事件 逮捕の男「刺してみようかなと思った」 |

「死ぬかもしれないと分かっていた」と供述 |
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今月10日、大阪市内の路上で歩いていた女性の首をナイフで刺し、殺害しようとしたとして、24歳の男が逮捕されました。男は「刺してみようかなと思った」と供述しています。殺人未遂の疑いで逮捕された、アルバイト店員の上坂隼也容疑者(24)は、今月10日、大阪市淀川区の路上で、買い物に行くため歩いていた会社員の女性(50)の首を、自転車で追い抜きざまにナイフで刺し、殺害しようとした疑いがもたれています。女性は首に軽傷を負い、巻いていたマフラーには、刃渡り6センチある凶器のナイフが残っていました。「(女性は)片手でナイフを持っていて、すぐに救急車呼んで、警察に電話した。傷口みたら血が流れてたのでとりあえず押さえた」(被害女性の弟)。この事件の直前、現場近くの防犯カメラに不審な人物が映っていました。自転車にまたがり、およそ30分間にわたって同じ場所を行ったり来たりする男。警察が複数の防犯カメラの映像を解析した結果、すぐ近くに住む上坂容疑者が浮上し、犯行を認めたため、14日、逮捕しました。3年半前に入ったバンドでギターを担当し、大阪市内を中心にライブ活動を行っていた上坂容疑者。調べに対し、「自分の前を走っていた女性を見つけて、ナイフを持っていた僕は、女性を刺してみようかなと思った。死ぬかもしれないと分かっていた」と供述していて、警察は詳しい動機などを調べています。
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2011/02/15 19:49
更新) |
玄さんが病気の子どもたちを激励 |

「早く元気になって!」とエール |
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兵庫県豊岡市の人気マスコットの玄さんが、病気と闘う子どもたちを励まそうと地元の病院を訪れました。先月、1枚の年賀状が玄さんの元に届きました。年賀状には・・・「玄さんが病院に来てくれたら入院中の子どももすっごく元気が出ると思うんです。考えてみてください!」とのメッセージがありました。そして・・・玄さんは年賀状をくれた子どもたちに会うため豊岡市の病院にやってきました。しかし、子どもたちは怖くて玄さんの顔をまともに見れなかったり泣き出してしまったりとしてしまいました。男の子は「はずかしかった」と照れくさそうに話しました。また、年賀状を出した女性は、「こんなことになるとは思っていなくて、ただ書いたことが一市民の声が実現したのがすごいです」と喜んでいました。そんな玄さんは、「だいぶん泣かれちゃいましたけど、子どもたちが少しでも早く元気になって、学校に行ったりお友達と遊んだりできるようになって欲しいと願ってます」と話しました。少し怖がりながらも病気と闘う子どもたちは、玄さんから元気をもらえたようでした。
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2011/02/15 19:32
更新) |
”EVタクシー”50台が大阪で営業開始 |

乗り心地は? |
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排気ガスなどを出さない究極のエコカー電気自動車を使ったタクシーが、15日から大阪府内で営業を始めました。
ずらりとならんだ車は電気自動車のタクシーです。大阪では15日、電気自動車のタクシーEVタクシー50台が営業を開始しました。電気自動車は、排気ガスが出ないため、二酸化炭素も出ず、究極のエコカーとして世界でも注目されています。EV向けリチウムイオン電池の生産量で関西のシェアが世界で3割を占めることに注目した橋下知事も意気込みます。
【橋下徹知事】「この電気自動車を核として大阪の新しい産業の場、環境都市大阪を推進していく。中核に電気自動車を据えています電気自動車のタクシーが増えることを大阪府はサポートしていきたい」と話しました。
車は日産のリーフ、一度充電すれば、120キロほど走ることができます。難波には、全国で初めて公道にEVタクシー専用の乗り場ができ、さっそく利用する人も見られました。実際にタクシーを利用した人は「静かで最高」などと話しました。
電気自動車は充電に時間がかかるのが課題ですが大阪府は、充電器の設置場所を増やし、EVタクシーの普及に努めたいとしています。
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2011/02/15 19:28
更新) |
国宝・鳥獣人物戯画に新たな発見 |

2枚の絵は実は1枚だった! |
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動物のコミカルな描写で知られる国宝・鳥獣人物戯画。実は、一枚の絵を2枚に仕立て直していたことがわかりました。擬人化されたウサギやサルの愉快な姿を描いた、高山寺の国宝、鳥獣人物戯画。この絵巻物の4巻あるうちの2巻が、元は一枚の紙の裏表に描かれたものだったのです。カエルのそばにあるシミ、よく見ると烏帽子と同じ形をしています。京都国立博物館によると、1枚の絵を裏と表で2枚に仕立て直した絵巻物が見つかったのは、世界初ではないかということです。実際に同じ材質の和紙の裏表に絵を描き、二枚にはがしてみると、同じようにシミが浮かび上がりました。京都国立博物館の若杉準治列品管理室長は「普通そんなことしないので、とても驚きました、他の作品でも、そういう仕立てになっているのではないか、ということを考える1つのきっかけになるのかもしれない」と話していました。この鳥獣人物戯画、今後も修復が続けられます。
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2011/02/15 19:24
更新) |
和歌山で鳥インフルエンザの疑い |

紀ノ川市の養鶏場で10羽死亡(県の会見) |
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和歌山県は、紀ノ川市の養鶏場で死んでいた10羽のニワトリについて、鳥インフルエンザの簡易検査を行なった結果、一部から陽性反応が出たと発表しました。
和歌山県によりますと、15日朝、紀ノ川市の養鶏場から、「ニワトリが10羽死んでいる」との報告があったため、県の家畜保健衛生所が現地を訪れ、高病原性鳥インフルエンザの簡易検査を行いました。
その結果、死んだニワトリ5羽のうち4羽から、また、生きている5羽のうちの1羽からも陽性反応が出たため、引き続き精密検査を行う予定です。
この養鶏場からは、すでにニワトリや卵の移動は禁止していて、周辺の農家にも移動の自粛を求めています。
この養鶏場では、採卵の目的で約10万羽を飼育しているということで、精密検査で鳥インフルエンザと確定すれば、全てのニワトリを殺処分する予定です。
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2011/02/15 15:17
更新) |
ネコヤナギ 見頃 |

早春を迎える頃に、「穂」のような花の茎を出す |
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和歌山県古座川町では、春の訪れを告げるネコヤナギが穂のような花の茎を出し、見ごろを迎えています。
和歌山県古座川町を流れる古座川のほとりには、ネコヤナギの木が自生し、銀色の花の茎をつけています。
ネコヤナギは冬に硬い芽が出た後、早春を迎えるころに、芽の中から殻を破って穂のような形で花の茎を出します。
ネコヤナギはその名のとおり、猫の尻尾を思わせる形をしていて、手触わりもビロードのような柔らかさです。
風にやさしく揺れる姿は、一足早い春の訪れを告げているようです。
これから日一日と暖かさが増すにつれて、次々と花の茎が姿を見せ、本格的な春がやってきます。
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2011/02/15 15:11
更新) |
淀川区の通り魔 24歳男を逮捕 |

防犯カメラの映像を解析し、上坂容疑者を割り出した |
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大阪市淀川区で今月10日、歩いていた女性が自転車の男に首を刺され、ケガをした通り魔事件で、警察は現場近くに住む24歳の男を逮捕しました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、アルバイト店員の上坂隼也容疑者(24)です。
警察の調べによりますと、上坂容疑者は今月10日、大阪市淀川区田川の路上で、歩いていた50歳の女性を自転車で追い抜きざまに首を刺し、殺害しようとした疑いがもたれています。
女性は全治10日間のけがをしました。
警察は付近の防犯カメラの映像を解析するなどして、捜査を進めた結果、現場近くに住む上坂容疑者を割り出し、14日夜、事情聴取したところ、犯行を認めたため逮捕しました。
調べに対し、上坂容疑者は、「歩いている女性を見つけ、ナイフを持っていた僕は女性のことを刺してみようかなと思った」と話していて、警察では動機などについて詳しく調べています。
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2011/02/15 12:47
更新) |
コンクリート詰め頭がい骨 「人骨」と断定 |

死体遺棄事件として、本格捜査へ |
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14日午前、兵庫県三田市のダム湖でコンクリート詰めにされた人の頭の骨のようなものが見つかった事件で、警察は人間の頭がい骨と断定し、死体遺棄の容疑で本格的な捜査を始めました。
この事件は14日午前、兵庫県三田市の「千丈寺湖」で釣りをしていた男子高校生(16)が、人の頭の骨のようなものが含まれたコンクリート片を見つけたものです。
コンクリート片は縦35センチ、横26センチ、高さ17センチの直方体のような形で、かなり劣化していて、3分の一ほどが欠けていたということです。
コンクリートの中の骨は警察の鑑定の結果、歯などの状況から、人間の頭がい骨と断定されましたが、遺体の年齢や性別などはまだ分かっていません。
警察は現場などの状況から、何者かが切断した遺体の頭部をコンクリートで固めてダム湖に捨てたとみて、死体遺棄事件として捜査しています。
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2011/02/15 12:41
更新) |
大阪府議選立候補予定者に説明会 |

統一地方選は4月10日、24日が投票日 |
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統一地方選挙まであと2か月となり、大阪府の選挙管理委員会は、府議会議員選挙の立候補予定者に対し、説明会を開きました。
説明会には、大阪府議会議員に立候補を予定している陣営の関係者らが出席し、選挙運動の注意事項などの説明を受けました。
統一地方選挙は4年に一度、全国一斉に地方議会の議員や首長の選挙を行うものです。
民主党による政権交代後、初めての統一地方選となりますが、既存の政党を支持しない無党派層の拡大を受けて、大阪や京都では「地域政党」が結党され、台風の目となりそうです。
大阪では、橋下知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」が「大阪都構想」を掲げたのに対して、各政党もそれぞれのマニフェストを発表しています。
統一地方選は、4月10日、24日に投票が行われます。
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2011/02/15 12:37
更新) |
北の湖親方がお詫び行脚 |

浪速区役所の区長に謝罪する北の湖親方 |
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八百長問題で、大相撲の春場所が中止になったことを受け、北の湖親方らが関係先にお詫び行脚をしています。
北の湖親方らは、会場になる予定だった大阪府立体育会館のある浪速区の区役所を訪れ、浪速区長に対して、春場所の中止について謝罪しました。
お詫び行脚は、大相撲の八百長問題で、来月に予定されていた春場所が中止になったため行われました。
この影響で、チケットやみやげものなどを扱う相撲案内所では、チケットの回収に追われ、特別に注文していたタオルやのれんなどが無駄になるなど、損害が広がっています。
北の湖親方らはこの後、大阪府警本部や放送を予定していたNHKなどに対しても、順次謝罪をしていくということです。
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2011/02/15 15:17
更新) |
「未公開株」トラブル 相談会 |

今年度の相談件数は、去年の3倍近い143件も |
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上場する予定のない株を販売するなどのトラブルが相次ぐ「未公開株」ついて、少額のために訴訟をあきらめている人たちを対象にした法律相談が京都市内で行われています。
この相談会は、京都府の消費生活安全センターが行っているもので、会場には15日朝から、「上場すると聞いて、IT関連企業の株を購入したが、何年たっても、上場しない」などといった被害を訴える人が訪れました。
消費生活安全センターによりますと、未公開株などに関する相談件数は年々増加していて、今年度はすでに、去年の3倍近い143件の相談が寄せられています。
四条法律事務所の内村和朝弁護士は、「未公開株業者は取れるだけ取って、あとは逃げるケースが多いので、少額の方は訴訟に踏み切るのは、これまで難しかった、集団化して、一緒に被害回復に向けて取り組んでいきたい」と話していました。
この相談会は16日も行われています。
京都府消費生活センター/075−671−0004
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2011/02/15 12:31
更新) |
狭山で双子の女子高生死亡自殺か |
14日午後、大阪狭山市の住宅の浴室で双子の女子高生が倒れているのが見つかり、まもなく死亡が確認されました。硫化水素による自殺とみられます。
14日午後4時半過ぎ、大阪狭山市半田の住宅で、家族から「硫化水素と書かれた紙が浴室のドアに貼ってある」と通報がありました。消防が駆け付けたところ、脱衣場と風呂場にここに住む高校2年生の双子の姉妹(17)が倒れていて、病院に運ばれましたがまもなく死亡が確認されました。2人には外傷や争った跡はありませんでした。また、風呂場からはトイレ用の洗剤などの容器が見つかっていて、ドアに目張りがしてあったということです。「学校やクラスメイトには感謝している」などと書かれた2人の遺書が見つかっていることから、警察は、姉妹が硫化水素を発生させ心中した可能性が高いとみて詳しい状況を調べています。
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2011/02/15 11:05
更新) |