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2011年2月21日(月) 19:20 |
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元副市長「土地購入必要」と主張
赤磐市が市に必要のない土地を購入したとする問題です。 21日、市議会百条委員会で、土地購入を指示したとされる当時の副市長の証人喚問が行われ、元副市長は一貫して「必要性があって土地を購入した」と主張しました。
この問題は2007年と2008年に、市議会議員から必要のない土地2か所を交差点改良の名目などで市の予算700万円で購入したとして、市が当時の元副市長と市職員ら4人を刑事告訴したものです。 これまでの百条委員会で、職員らは「元副市長の指示に従って土地購入の作業を行った」と証言しています。 21日の証人喚問では、委員から元副市長に「そもそも市議から土地を購入し、交差点改良などの事業を行う必要性があるのか」質問が集中しました。 一方で「購入した土地での事業が手付かずのまま」との追及に、元副市長は「再三担当職員に指示したが伝わっておらず残念」と答弁しました。 一貫して「土地購入の必要性があった」と訴える元副市長と「必要ない」と告訴した市側の訴えは平行線です。 百条委員会は、今後2つの土地を売却した市議の証人喚問を行い真相の究明を図る方針です。
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