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2011年2月21日(月) 19:20 |
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春秋航空の王会長の戦略とは
中国の格安航空会社・春秋航空が来月就航する高松・上海便で、最初の1か月間、一部の座席の料金を3千円にすると発表しました。 春秋航空の王正華会長は、香川を訪れる中国人観光客が増えるだろうと今後の展望を語りました。
春秋航空は来月27日から、高松と上海を結ぶ定期チャーター便を週4日運航します。 就航日は毎週日曜、火曜、木曜、金曜です。 注目されていた運賃は、就航から1ヶ月間のキャンペーンとして、180席のうち10%で片道3千円とするほか、座席により5千円、6千円、8千円など段階的な料金にする方針です。 キャンペーン後でも最安値の価格は片道4千円になる見込みです。 春秋航空は、小型の機体を使い燃料費を下げ、機内サービスを有料にすることでコストダウンを図るのが特徴です。 高松入りした王会長は、グループの旅行会社と一緒に栗林公園などを視察しました。 春秋航空は、上海を訪れる日本人だけでなく、高松を訪れる中国人の観光客も獲得し、路線の搭乗率を上げたい考えです。 王会長は、日本の観光地について魅力的だと語ります。 格安上海路線は、観光客誘致に力を入れたい香川県と、春秋航空との思惑が一致して実現しました。 多くの地方空港が苦戦を強いられる中で、格安航空がどう受け入れられるのか、高松・上海線は3月27日にスタートします。
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