口蹄疫が沈静化へ

 牛や豚の伝染病である口蹄(こうてい)疫が沈静化に向かい始めたとみられる。

 21日、農林水産食品部(省に相当)は「口蹄疫の拡大を防ぐため、今日までに殺処分した家畜は3339万5021頭で、前日に比べ3079頭増えるに留まった」と発表した。

 今月初めまで、1日平均2万5000頭の家畜を殺処分していたのと比べ、8分の1の水準まで減少したことになる。このように口蹄疫の発生が減少したのは、口蹄疫予防ワクチンの第2次接種が終了しつつあるためだ。

 劉正福(ユ・ジョンボク)農水部長官は「今月末までに第2次ワクチン接種が終われば、来月初めには口蹄疫の発生状況が安定するのではないかとみている」と話した。

方顯哲(パン・ヒョンチョル)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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