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【プロ野球】

Gはカミナリで沖縄スタート 原監督お湿り打線にピシャリ

2011年2月21日 紙面から

4回裏、三者凡退に終わり悔しそうな長野(右)と厳しい表情の原監督

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 沖縄に初上陸したG戦士にいきなりの“カミナリ”だ。巨人打線が19日の広島戦に続く散発3安打。オープン戦が始まったばかりで投手有利の状況とはいえ、原監督は「これじゃいけません」と厳しい口調でハッパを掛けた。

 何とも元気がない。12球団随一の破壊力が売りの打線が2戦連続の3安打1得点。この日は「前日(19日)の自打球の影響が少しあった」(原監督)というラミレスを除く主力が顔をそろえたが、楽天の若手中心の投手陣に簡単に抑えられた。

 もちろん、同情の余地はある。岡崎ヘッドコーチが「今の時期は変化球に慣れてないから」と言うように、仕上がりは投手が上。しかも、巨人打線は主力の調整を個人に委ねている部分があり、いきなりガンガン打ちまくる状況にはない。とはいえ、指揮官の表情は曇る。「徐々に活気ある打線にしないといけない。吉村、江藤3本打線か。これじゃいけません」と今年初めてとなる喝。両打撃コーチを名指しすることで選手の奮起をうながした。

 守備でも三塁のライアルが3回のバント処理でタイムリーエラー。攻守ともにピリッとしない試合が続く。「ミスが出たり、四球を出したり。一つ一つ言うつもりはないけどね」と原監督。V奪回に向けた航海は“大荒れ”のスタートだ。 

  (井上学)

 

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