水樹奈々　初自叙伝に「エネルギーの源になれば」

　声優で歌手の水樹奈々（３１）が２０日、東京・福家書店新宿サブナード店で、初の自叙伝「深愛」（幻冬舎）の出版を記念した握手会に出席。「皆さんのエネルギーの源になれるような本になれば」と笑顔を見せ、約１２００人のファンと触れ合った。

　バレンタインデーには、スタッフに４０個の手作りチョコをプレゼントしたという水樹。阪神ファンだけに「矢野選手が好きだったんですけど引退しちゃったんで…。これから新しい選手に注目します。今年は絶対、優勝って信じてます」と期待を寄せた。

　好きな男性のタイプは「私と味覚の合う人がいいです。カレーとかハンバーグのがっつり系…。一緒にもりもり食べる人が良いな」と笑った。

　「深愛」では、歌手を目指してレッスンに励んだ幼少期、１５歳での上京、所属事務所の倒産、最愛の父の死−という波乱に満ちた半生を告白。水樹は「ありのままを書けたことで前向きな気持ちになれました」と力強く語った。