事件風俗通い借金…妻子3人殺害被告、心神耗弱を主張2011.2.21 14:13

  • [PR]

[事件]ニュース

  • メッセ
  • 印刷

風俗通い借金…妻子3人殺害被告、心神耗弱を主張

2011.2.21 14:13

 大阪市淀川区の自宅で昨年1月、妻子3人を殺害したとして殺人罪に問われた調理師、浜田誠被告(43)の裁判員裁判の初公判が21日、大阪地裁(和田真裁判長)であった。浜田被告は「間違いありません」と起訴内容を認めたが、弁護側は「犯行当時、心神耗弱状態だった」と主張した。

 検察側は冒頭陳述で「風俗店通いや投資の失敗で、消費者金融に約580万円の借金があった」と指摘。不仲だった妻に借金が発覚すると離婚で親権が取られると思い、無理心中を決意したと述べた。その上で「子供らに事前に睡眠薬を飲ませるなど計画的。完全責任能力があった」とした。

 一方、弁護側は「借金のストレスから適応障害となり、判断能力が著しく低下していた」と述べた。

 起訴状によると、浜田被告は昨年1月24日未明、淀川区の自宅で、妻(42)と小学6年の長女(12)、さらに中学3年の長男(15)の首を絞めて殺害したとされる。

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2011 The Sankei Shimbun & Sankei Digital