【福岡】大型犬にかまれ死亡男児の祖母を書類送検

02/21 20:07 更新

福岡県那珂川町で2年前、放し飼いにされた大型犬に当時4歳の男の子がかまれ死亡した事件で、警察は注意義務を怠ったとして、重過失致死容疑で57歳の祖母を書類送検しました。警察によりますと、書類送検されたのは、死亡した高木海地ちゃん(当時4歳)の57歳の祖母です。海地ちゃんは2009年10月、筑紫郡那珂川町の法律研修施設で、放し飼いにされた秋田犬とロックワイラーにかまれ死亡しました。祖母は、犬を鎖につなぐなどの注意義務を怠った疑いがあるとしています。警察の調べに対し祖母は「人が来ていない時には放し飼いにしていた」と容疑を認めているということです。また警察は研修施設を所有する72歳の弁護士の男について、大型犬の登録をしていなかったうえ、狂犬病の予防接種を受けさせていなかった疑いがあるとして、狂犬病予防法違反容疑で書類送検しました。