「自分にできることはなんだろう」

ずっとそう考えてきました。

サーバー間交流イベントなどもお手伝いさせていただいたおかげで、多くの人と知り合えることができました。

そうして知り合えたのもなにかの縁かと思い、深い繋がりではないにしても何かの折には一緒に遊んだり、力になれればとお互いに思ってきたからこそ、毎日を楽しく過ごせてきました。

それがいわゆるフレなのか仲間なのかと聞かれると、そこまでの関係性は築けてこなかったかもしれません。

ですが、いろんな人にお世話になったからこそ、楽しいゲームができてきたと思っています。

そんな中今回の事件が起きました。

引退猫さんとも、当事者の何名かとも、顔見知りではありました。ですが正直、それぞれの考え方などは見えていなかったかもしれません。

それでも、普通では考えられない出来事なだけに、何かしら事情があってのことだろうと信じていましたし、話せばわかってもらえるなどと、甘い期待もありました。

「自分ひとりがヘイトを買って、他の人に被害がいかないのならそれでもいい」とリズさんがおっしゃったことを記憶しています。

それならばと思い、せめてリズさんだけでも謝罪の意を示すという提案を持ちかけましたが、それにはかたくなに聞く耳を持ってもらえませんでした。

彼らには彼らの言い分があったのでしょうが、私には納得できる理由は話てはもらえないまま、最終的には「提案はしたのでよく考えてください」と言い残し、その日は解散となりました。

ですが、一向に謝罪を述べる人がいないまま、いたずらに時間は経過し、事態はどんどん収拾のつかない状態へと悪化していきました。


諦観してれば時間が解決するだろう、いたずらに動くことによって他の人を巻き込むことになったら責任は取れるんだろうか


当事者がログインしなくなってしまった状態で、唯一の連絡手段であるロードストーンにて

遅すぎる/見当違いな謝罪や説明が載るたびに多くの知り合いが巻き込まれていきました。

巻き込まれた人を守りたいと思ったフレが結果巻き込まれ、さらなる被害を呼んでいきました。

また、そんな中、耐えられなくなった何人かの知り合いが、ひっそりと辞めていきました。

疑心暗鬼に駆られ、今まで楽しそうに遊んでいた人が息苦しくプレイをする様を見てきました。


そうして、今私自身が首を突っ込んだために、それによって関係のないフレにまで被害が及んでいます。

そういった状況は非常に耐えがたく。

また、責任の所存が自らにあるという罪悪感で

もはや楽しんでゲームをできる環境ではなくなっています。

自身の逃避と捉えられるのはわかっています。無責任だといわれることでしょう。

ですが、もう、引退をするくらいしか責任をとる手段が思い浮かばないのです。


こうした日記を書くことが、また新たな被害を産むのではないだろうかということは重々わかっているつもりです。

何度も、書かないでおいたほうがいいのではないかと思い、悩みました。


ですが、当事者の方に。

こんなにも周りが苦しい想いをしているということをわかってほしいのです。

もはや事態の収拾は当事者からの事情説明、謝罪をなくしてはありえないと思ったからこそ

ただ、ひっそりと消えるのは、「自分のできること」を放棄することになるのではないかと思い

キャラ削除の前にこうして日記をあげることにしました。

大変ご迷惑をおかけすることとなりますが、ご了承いただければと思います。


ごめんなさい。

エオルゼアで過ごした日々は、本当に本当に･･･楽しかったです。

ありがとう。