(cache) 5.17 コンテキストメニューコントロール

5.17 コンテキストメニューコントロール

1. Visual Basic 2010 概要


2. Visual Basic 2010を使ってみよう


3. Visual Basic 2010の文法


4. 制御構文


5. コントロール

カスタム検索

 contextmenustrip

 コンテキストメニューは各コントロールに関連付けられるメニューです。右クリック等で表示し、クリックすることで処理を実行することができます。ContextMenuStripはコンテキストメニューを管理するコントロールです。その中に各メニューの項目であるToolStripMenuItemが追加されます。

property

 ToolStripMenuItemのプロパティです。

■ Checkedプロパティ

 メニュー項目にチェックが入っているかどうかを設定・取得します。

■ CheckOnClickプロパティ

 メニューをクリックしたときにチェック記号をつけるかどうかを設定・取得します。

■ Textプロパティ

 メニュー項目の表示を設定・取得します。

contextmenutest

○ フォームデザイン

 次の図のようにコントロールを配置してください。

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図5-45 コントロールの配置例

 ContextMenuStripを追加すると、コンポーネントトレイにコントロールが追加されます。ContextMenuStripコントロールを選択すると、次の図のように設定画面が表示されます。前節のメニューと同じ要領でメニュー項目を追加します。

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図5-46 メニュー項目の追加

 今回は、「メッセージ」というメニューをひとつ追加してください。

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図5-47 メッセージメニュー項目の追加

○ プログラム

 メッセージメニューをダブルクリックして、次のプログラムを入力してください。

03: Private Sub メッセージToolStripMenuItem_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles メッセージToolStripMenuItem.Click

04:  MessageBox.Show("テキストボックスのメニューです。")

05: End Sub

○ 実行結果

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図5-48 実行結果

 テキストボックスを右クリックして表示されるメニューを選択するとメッセージボックスが表示されます。

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