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グルーポン、たい焼き店クーポン1300枚使用停止

産経新聞 2月21日(月)14時50分配信

 インターネットの共同購入型クーポンサイト「グルーポン」で発行された東京都内のたい焼き店のクーポン約1300枚が使用停止になっていたことが分かった。たい焼き店側が「経営がなりたたない」としてグルーポン側に要請していた。同店によると、グルーポン側は未使用のクーポンについては、全額返金するとしているという。

 クーポンが使用停止となったのは、東京・吉祥寺のたい焼き店「たいやき鯛勝」。同店は昨年12月下旬、グルーポンでたい焼きなど1000円分が購入できるクーポンを50%引きの500円で販売。約1700枚が発行された。利用期間は今年6月までだった。

 しかし、同店は今月15日、公式ブログでクーポンの使用停止を発表。16日の同ブログでは「グルーポンを継続することは当店の宣伝、リピーターの獲得どころか、存続さえ危ぶまれる状態に陥ってしまうと判断し、今回の中止という苦渋の決断をしました」としている。

 同店は産経新聞の取材に対し「すでに400枚使用されたが、グルーポンからはまだ6万円しか入金されていない。うちの規模の店ではクーポンが使用される前に利益を受け取らないと、材料費が出せない」と話している。クーポン持参者は最近でも同店を訪れるが、使用できない事情を説明し、謝罪しているという。

 同店によると、グルーポン側は同クーポン購入者のうち、未使用クーポンの全額返金を行うことにしているという。

 また、同ブログでは「(問題は)クーポンの偽造から始まりました。その後のグルーポンの対応が遅く、よくありませんでした」とも記載。同店では「同じ番号のクーポンのコピーを利用したお客さまがいたので、グルーポンに報告した」と話している。

 産経新聞は21日午前、グルーポンを運営する「グルーポン・ジャパン」(東京都渋谷区)に取材を依頼。同社の要請により電子メールで連絡したが、21日午後2時時点で返事は来ていない。

 グルーポンをめぐっては今年1月、横浜市の販売会社「外食文化研究所」が同サイトで販売したお節料理が「見本と違う」などと苦情が続出する問題が発生。その後、お節料理の8品について見本の表示と異なっていたことが、グルーポンの公式サイトで明らかになっている。

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最終更新:2月21日(月)16時0分

産経新聞

 

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