自動車
進化する車の軽量化素材−炭素繊維・発泡樹脂に注目
ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)の普及に向け、車体の軽量化技術の開発が進んでいる。車体が軽ければ軽いほど、走行距離を伸ばせるためだ。単位当たりの重さが鉄より軽く高強度な炭素繊維だけでなく、断熱性により空調の消費電力の削減に貢献する発泡樹脂部材の価値も見直されている。また、リチウムイオン二次電池自体の軽量化に新しい提案も出てきた。
JSPは内装向けでは実績がある発泡樹脂を使った素材の、ドアパネルなど外装への提案をはじめた。植物由来樹脂の発泡部材を繊維強化プラスチック(FRP)で挟むことで、鋼板同等の強度と約4割の軽量化を両立した材料で、自動車用部材の工法を開発した。同材料は軽量化だけでなく、断熱性も評価されはじめている。EVはガソリン車に比べ暖房に必要な電力が多い。このため暖房効果を高めるために、部材に断熱性能が求められる。
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