2011年2月21日11時6分
制服のスカートをたくし上げて「ミニ」にしながら、小型の毛布を足腰に巻いて歩く。こんなスタイルが、福島県いわき市の女子高校生の間ではやっている。
昨冬までは授業中の防寒対策として学校に置いたり、まれに駅やバス停で使ったりする程度だった。だが「今年は寒いから歩きながら巻いちゃってます」(2年生)。
「格好悪いからしない」という生徒もいたが、高校の最寄り駅では、登校中の20人に1人くらいが腰に巻いていた。キャラクターものが主で、柄や色の「かわいさ」も競う。いつでも外せるように後ろ手で端を押さえて歩く。
そもそもミニにするから寒いのでは?
毛布派という1年生に聞くと「ミニじゃないとかわいくない。ミニでいるためには仕方ない」。歩行中は危険などとして“毛布巻き”を禁止した学校もあるという。(西堀岳路)
普通っぽくてカジュアルだけれど、シルエットや細部に凝ったデザインが多い今シーズン。70年代調やパンクロック、エスニックやトロピカルの要素を盛り込んだ新鮮アイテムもたくさん登場しています。