フジモン＆ユッキーナ、夫婦でスベった

夫婦で一発芸を披露する藤本敏史、木下優樹菜＝都内のホテル（撮影・金田祐二）

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　昨年８月に結婚したお笑いコンビＦＵＪＩＷＡＲＡの藤本敏史（４０）とタレント・木下優樹菜（２３）夫妻が２０日、都内で披露宴を行った。開宴前に会見した２人は、ふんだんのオノロケや１０秒間にも及ぶキスで、ラブラブぶりを猛アピール。ユッキーナは「世界で一番面白い！！」とフジモンの笑いのセンスをべた褒めするも、夫婦共同作業でさく裂させた“愛の一発ギャグ”は、無残なスベりっぷりだった。

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　会見中、ウエディングドレスの美しい花嫁を隣にデレデレだった新郎の表情が、一瞬にして青ざめた。

　きっかけはユッキーナの一言だった。パートナーの好きなところとして「優しくて、後輩の方に愛されているのを見てるとうれしい。世界で一番面白いです！！」というオノロケ。報道陣から「世界一面白い一発ギャグをお願いします」とリクエストされたフジモンは、「来ると思った。ギャグ担当は（相方の）原西なんですよ。勘弁してくれませんかね〜」としどろもどろ。

　「絶対ウケへんって」と必死に抵抗する夫だったが、妻は「見たい！！やらないと、終わらないですもんね」とノリノリ。２人は金びょうぶの前で急きょ、耳打ちをして“ネタ合わせ”をした。

　ユッキーナがフジモンの背中に手を置き、ネジを巻くしぐさ。すると、フジモンがブリキ人形のように、両手を小刻みに震わせて上下させ、ギャグ「壊れた輸入雑貨」を披露した。

　夫婦共同作業で完成させた“愛の一発”だったが、会見場のウケはイマイチ。晴れの場での芸人らしからぬ失態に、フジモンは「何だコレ。家でもやりましたけど、笑いって空間も大事ですから」と言い訳した。

　手痛いスベリを見せた以外は、まさに“幸せ舌好調”。家族計画には「子どもは３人です！！」と声をそろえ、フジモンは「来年にはできたらいいなと思いますね」とパパになる日を待ち望んだ。

　１０秒間の甘〜いキスまでしたものの、ユッキーナが「ケンカしてるときは洗濯物を分けて、洗わないときもあります」と激辛告白すると、フジモンは「マジで…初めて知った。ショック」と絶句していた。

　３５０人が出席した披露宴では、芸人仲間が爆笑ネタを繰り出し、木下の親友で歌手の青山テルマ（２３）は、この日のために作詞作曲した「ずっと。」を熱唱。歌のプレゼントにユッキーナは号泣し、フジモンは原西からの祝辞に大号泣。美女と野獣カップルの華燭（かしょく）の典は、愛と笑いと涙であふれていた。

（デイリースポーツ提供）