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【芸能・社会】刑事の魂、歌詞に込めCD制作 警視庁捜査員2011年2月21日 09時00分
俺がやらずに誰がやる、負けてたまるか刑事(デカ)魂―。警視庁捜査3課の警部補照井辰己さん(58)が作詞した音楽CD「警察賛歌」が完成。「捜査を取り巻く環境が厳しくなる中、刑事たちに元気になってほしい」との思いを込めた「我ら機動捜査隊」「刑事の詩」など5曲が入ったCDは非売品で千枚作られ、同僚らに配られた。 照井さんは1975年の入庁以降、通算25年以上にわたり主に窃盗事件担当の刑事として生きてきた。その中で大切にしている仕事の誇りや情熱を歌詞にした。作曲や歌唱は知人の川又和男さん(59)に依頼。歌謡曲調のアレンジに仕立ててもらった。 機動捜査隊に所属していた5年前に当時の隊長から指示されて隊歌を作詞したのがきっかけ。川柳作りの趣味が高じ、勤務中に歌詞が浮かぶことも。2年かけて5曲分を書き上げ、初期の「刑事の詩」はカラオケ配信されている。 2006年9月からは窃盗事件を中心に扱う捜査3課に異動。09年秋ごろに携わった中国人窃盗団の捜査を思い出して作ったのが「盗犯刑事の詩」。壁に当たってもあきらめずに犯人グループを摘発した経験を「泥にまみれて、知恵を出せ」というフレーズに込めた。 「私が作詞しているのを家族は信じてくれません」と照井さん。捜査の傍ら今後も作詞家活動を続けていくつもりだ。 (共同)
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