2011年 2月 20日
高松上海便の最低料金は3000円
来月就航の高松・上海便を運航する中国の格安航空会社、春秋航空の会長が高松市を視察に訪れ、片道の最低料金を当面3000円に設定していることを明らかにしました。高松市を訪問しているのは春秋航空の王正華会長や春秋国際旅行社の幹部など約20人です。一行はツアーコースなどの設定に向けて観光地の視察などを行い、20日は香川県の浜田知事が国の特別名勝に指定されている栗林公園を案内しました。また、視察の後行われた会見で王会長は来月27日から就航する上海便の片道の最低料金を当面は3000円に設定することや週4往復体制の曜日を火曜、木曜、金曜、日曜で計画していることなどを明らかにしました。

九州新幹線の試乗会
来月12日、九州新幹線が全線開業し山陽新幹線との直通運転が始まります。これに合わせて運行が始まる新型車両の試乗会が開かれました。試乗会が開かれたのは山陽・九州新幹線の「みずほ」と「さくら」で使用される新型車両で、抽選で選ばれた約200人が招待されました。新型車両は岡山市出身の工業デザイナー、水戸岡鋭治さんのデザインで、「和」をテーマに木目調の内装で落ち着いた空間が演出されています。参加者は座席の乗り心地を確かめたり写真を撮るなど、一足早く新型車両を満喫していました。JRによりますと、来月12日の全線開業日の予約状況は上り、下りともにほぼ満席だということです。

西大寺会陽 はだかまつり
日本三大奇祭のひとつとされる岡山市の西大寺会陽「はだかまつり」が19日夜行われ、約9000人の裸の男たちが勇壮な宝木の争奪戦を繰り広げました。西大寺会陽は岡山市の西大寺観音院に約500年前から伝わる伝統行事です。今年は約9000人の裸の男達が福をもたらすという宝の木、宝木を求めて集まりました。そして午後10時、本堂の明かりが消され、「御福窓」から2本の宝木が投下されます。裸の群れが激しい宝木の奪い合いを展開し、男たちの熱気で周囲には湯気が立ち込めます。約1時間の争奪戦の結果、岡山市南区の大塚良ニさんなど6人が今年の福男に決まりました。この西大寺会陽が終わると備前平野に春が訪れると言われています。

小学生がお仕事体験
小学生にデパートの仕事を体験してもらおうというイベントが岡山市の天満屋岡山店で行われました。従業員に出迎えられ朝礼に参加する小学生。このイベントは天満屋岡山店が今年販売した体験型の福袋の一つで、子ども達がデパートの仕事に挑戦します。抽選で選ばれた岡山市と倉敷市の小学生15人が、笑顔で客を出迎え、早速お仕事スタート。ケーキ店では実際にケーキを作ったり、子供服売り場では自分たちで洋服をコーディネートするなど、憧れの職業を体験していました。天満屋岡山店ではこうした機会を通じてデパートの仕事を知ってもらうとともに仲間と協力することの大切さを学んでもらえればと話していました。