そこで簡単に今後の政局を予測すると、、、

まず16人の勇者に河村たかしが賛意をのべた。ということは、さらに同調者が増えるだろう。名古屋の乱の風は、昔小沢が吹かせた神風と似ている。そしてその民主党は菅によって逆風にかわり、そのつむじ風でついでに「みんなの党」が漁夫の利を得た。しかしそれまでである。

いま、民主党公認であると返って選挙選が戦えないほど異物が入り本体を壊してしまっている。だから今の旬「減税党」の風にのるしかない。それを視野に反執行部は和戦両用の構えにはいった。

野党に見放され予算関連法案のみとうしがたたず、破れかぶれ解散に出た場合、党を出て直ちに旬な「新党・原民主党」が立ち上げられ、オリジナルのマニフェストをもう一度立てることになるであろう。

またそのまま党にとどまり、総辞職も解散もないとすると次の傀儡候補達が仲間割れして、新しい権力闘争を行う(すでに始まっている)。具体的には前原VS野田である。菅は仙谷が前原についたので用無しとなるだろう。しかもフランケンとの三つ巴になると、だれかが小沢を取り込むか小沢に付くかしないと立ち行かなくなる。ということは、いずれも「原・民主党」勢力が生殺与奪の権をもち、完全にヘゲモニーを奪還することになるのである。

マスコミはかって民主党を割っても付いていくのはほとんどいないというデマでまだ国民を騙せるというつもりだったが、名古屋の声が実は尾張だけでなく全国津々浦々に及んでいることに恐れ始めている。

劉備元徳の作戦に狂いはない。諸葛孔明などいなくても赤壁の戦いでの勝利は決まっているのだ。

なせなら「義」を重んじないものは、お天道様がある限り必ず滅びる。これが紀元前からある「理」なのだから。

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尚、以前当ブログで言及したJAL123便墜落の謎をめぐって僕が対談していますので、興味にあるかたは今日発売(2・18)の週刊金曜日でお確かめください。