国際シンポジウム
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人間文化研究機構国際シンポジウム
「世界の捕鯨文化の過去、現在、そして未来」

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プログラム

第1日目(第4セミナー室)3月11日(金)

1. 開会のあいさつ
10:00〜10:05
「機構長挨拶」 金田章裕(人間文化研究機構) 予定
10:05〜10:10
「館長挨拶」 須藤健一(民博)予定
10:10〜10:15
「シンポジウムの趣旨説明」岸上伸啓(民博)
2. 考古学・歴史的に見た捕鯨
10:20〜10:55
2-1 ジェイムズ・サベール(マッギル大学)
「考古学から見た極北地域の捕鯨」
11:00〜11:35
2-2 山浦 清(立教大学)
「考古学から見た日本列島とその周辺における捕鯨について」
11:40〜12:15
2-3 スーザン・レボ (ビショップ博物館)
「ハワイから見た北太平洋地域における捕鯨」
12:15〜13:15
昼食
3. 先住民生存捕鯨と地域捕鯨
13:15〜13:50
3-1 浜口 尚(園田女子大学短期大学部)
「カリブ海、ベクウェイ島のザトウクジラ捕鯨―小さな島の大きな捕鯨をめぐって−」
13:55〜14:30
3-2 池谷和信(民博)
「ロシアのチュクチのなかの先住民生存捕鯨について」
14:35〜15:10
3-3 岸上伸啓(民博)
「米国アラスカにおける先住民生存捕鯨」
15:10〜15:25
休憩
15:25〜16:00
3-4 ラスムス・ラスムッセン(NORDREGIOおよびロスキルド大学)
「グリーンランドにおける先住民生存捕鯨」
16:05〜16:40
3-5 江上幹幸(沖縄国際大学)
「インドネシア、ラマレラ村における伝統捕鯨」
16:45〜17:15
全体についての質疑応答

第2日目(第4セミナー室)3月12日(土)

4. 歴史的・現代的視点から見た日本における捕鯨:日本人とアイヌ民族の捕鯨
10:00〜10:35
4-1 岩崎=グッドマンまさみ(北海学園大学)
「日本における北の海の捕鯨」
10:40〜11:15
4-2 中園成生(平戸市生月町博物館 島の館)
「日本における捕鯨の歴史的概要」
11:20〜11:55
4-3  小島孝夫(成城大学)
「千葉県和田浦の小型沿岸捕鯨」
11:55〜13:00
昼食
13:00〜13:35
4-4 遠藤愛子(海洋政策研究財団)
「日本における鯨肉の流通について―沖縄県名護市における突きん棒漁業を事例として―」
5. 捕鯨をめぐる国際政治
13:40〜14:15
5-1 マイケル・ヘイゼル(グリフィス大学)
「クジラ戦争とクジラ外交―オーストラリア・日本関係の認識と誤認識」
14:20〜15:05
5-2 河島基弘(群馬大学)
「反捕鯨は抗議ビジネスか」
15:05〜15:15
休憩
15:15〜16:00
5-3 ダン・グッドマン(日本鯨類研究所)
「日本の捕鯨と国際政治」
16:05〜16:40
5-4 森下丈二 (水産庁)
「商業捕鯨モラトリアムの真実」
6. 総合討論
16:45〜17:15
コメンテーター:秋道智彌(総合地球環境学研究所)、森田勝昭(甲南女子大学)

第3日目(第5セミナー室):3月13日(日)

一般公開シンポジウム(日本語)「世界の捕鯨文化」
13:10〜13:20
「はじめに」 岸上伸啓(民博)
13:20〜14:00
報告(1)
秋道智彌(総合地球環境学研究所) 「世界の捕鯨文化:人類とクジラの関わりを再考する」
14:00〜14:10
休憩
14:10〜14:50
報告(2)
森田勝昭(甲南女子大学)「クジラ観の歴史的変遷:メディアホエールの登場」
14:50〜15:00
休憩
15:00〜15:40
報告(3)
浜口 尚(園田学園女子大学短期大学部) 「先住民生存捕鯨−その歴史、現状および課題について」
15:40〜15:50
休憩
15:50〜16:30
パネル・ディスカッション
秋道智彌(総合地球環境学研究所)、森田勝昭(甲南女子大学)、浜口尚(園田学園女子大学短期大学部)、池谷和信(民博)、岸上伸啓(民博)
[お問い合わせ]
国立民族学博物館 岸上研究室
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
電話: 06-6876-2151(代表)
FAX: 06-6876-2160